Go to contents

「ビンラディン氏、核兵器利用した追加テロの恐れ」 WSJ紙報道

「ビンラディン氏、核兵器利用した追加テロの恐れ」 WSJ紙報道

Posted October. 19, 2001 09:14,   

米同時多発テロの首謀者と目されているオサマ・ビンラディン氏が、核兵器や核兵器製造用物質を入手しようと努力していたことが明らかになり、これを利用した追加テロの恐れがあるとウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙が17日付けで報じた。

国連テロ防止局は、5月の国際原子力機関(IAEA)総会に提出した報告書の中で、情報機関の資料などを引用し、ビンラディン氏が小型の核兵器を入手にしようと必死になっていると明らかにしている。米情報当局も、ビンラディン氏のテロ組織であるアルカイダが、核兵器の獲得を試みているものと把握している。

98年、ケニアとタンザニアの米大使館に対するテロ容疑で逮捕されたアルカイダの一員は2月にニューヨークで開かれた裁判で、自分が90年代の初めスーダンでアルカエダのウラン入手を助けるための一連の会合を取り持ったと証言している。

94年チェコでは、旧ソ連から流出したものと推定される濃縮ウランおよそ2.7kgを積んだ自動車が摘発され、核物質の盗難に対する懸念が高まっている。米国がロシアの老朽化した核施設の現代化作業を支援しているのも、盗難の恐れがあるからだ。

IAEAは、核兵器と核物質に対する保安が比較的徹底しているうえ、核兵器の製造技術が容易ではないことから、核兵器がテロに用いられる蓋然性は、とりあえず低いと見ている。

WSJ紙はしかし、一部の大学生らが公開された資料を見て初歩的な核兵器の設計ができるほど技術的な障壁が低くなっているうえ、核物質が闇取引されているため、核兵器を利用したテロの可能性を排除することはできないと報じた。



韓起興 eligius@donga.com