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家計、銀行運営ともに悪化する恐れ

Posted October. 15, 2001 12:27,   

不景気が長期化するにつれ、クレジットカードの延滞率が増加している。また、銀行の住宅担保貸出など家計向けの貸出が急増しており、景気回復が遅れる場合、家計と銀行の共倒れが懸念される。

14日金融界によると、韓美(ハンミ)銀行のクレジットカード延滞率は、9月末現在で4.44%にのぼっている。これは、昨年末の2.32%より2.14%ポイントも伸びた数字。ソウル銀行のクレジットカード延滞率も、同じ期間の3.03%から4.39%に増え、国民(クッミン)銀行も2.76%から3.69%に伸びている。

低金利の長期化に伴い、資金運用に苦しむ銀行が、比較的金利の高いクレジットカードのキャッシュサービスなどを通じて貸出を増やしたことも、クレジットカードの延滞率を高める要因として働いた。

一方、家計向け貸出の延滞率は下がっている。ソウル銀行の家計貸出の延滞率は、昨年末の4.69%から9月末には1.17%に下がっている。国民銀行は、2.45%から1.6%に、新韓(シンハン)銀行は、1.58%から1.30%と、それぞれ落ちている。

ところが、家計貸出の延滞率が下がったのは、延滞金が減少したからではなく、住宅担保貸出を1〜9月中に27兆8000億ウォンも増額したことによるものと分析している。各行が、積極的なリスク管理で延滞を減らす努力をするよりは、貸し倒れのリスクが少ない住宅担保貸出を増やすのに力を注いだためだ。

ある都市銀行のクレジットカード担当役員は「各行のクレジットカード営業強化に伴い、多少信用度が劣る顧客も銀行のクレジットカードを利用している」としながら「顧客がクレジットカードを通じたキャッシュサービスや分割払いの購入が増えている中で、景気低迷が長引く場合、家計の悪化が懸念される」と指摘した。



hcs@donga.com