8日午前4時ごろ、全羅南道麗水市(チョルラナムド・ヨスシ)ナン面ソリ島付近で、密入国を図った中国人60人を乗せた船の船員らが、船の中で窒息死した26人を海に投げ込み水葬にしていたことが明らかになった。
麗水海洋警察署は同日、麗水市キョンホ洞デギョン島に降りてきた漢族23人と朝鮮族11人など中国人34人を全員検挙。彼らを取調べる過程でこのような事実を確認し、ソリ島近隣海上に5隻の警備艇を急派して、水葬にされた人々の捜索にあたっている。
この日、緊急逮捕された麗水船籍の鮟鱇網漁船第7テチャン号(67トン級)の船長イ・パングン(43)氏ら8人の船員は、警察の取調べで「8日午前10時ごろ、麗水市ナン面ソリ島南方10マイルの海上で、窒息死した中国人らを一緒に海に投げ込んだ」と述べた。
船長のイ氏は「6日の明け方に済州島(チェジュド)南方の公海上で、中国の木船(20トン級)から60人の中国人を引受け、船底の倉庫(魚倉)2ヵ所に分けて分乗させたが、7日の午後に確認したところ、一方の魚倉に乗っていた26人全員死んでいた」と語った。
海洋警察は、亡くなった中国人らが密閉された魚倉の中で呼吸混乱により窒息死したものとみて、船長のイ氏をはじめ8人について、過失致死及び死体遺棄などの疑いで逮捕令状を請求することにした。
船長などテチャン号の船員らは、亡くなった中国人の遺体を捨てる1時間前の8日午前3時ごろ、ワン氏(34、福建省出身)ら34人の生存者を小型の漁船に移し、麗水市キョンホ洞デギョン島に降ろしたとしている。ところが、検挙された一部の中国人らは、船員らが先に遺体を海に捨てた後でデギョン島に上陸したと供述していることが伝えられた。
中国人らは今月1日、中国浙江省の波港から20トン級の漁船に乗って出港していた。
金權 goqud@donga.com






