「誰も優勝を予測できない混戦」。
2001三星(サムスン)ワールドチャンピオンシップ(賞金総額75万ドル)が錚々たる選手らがそろった大会らしく、し烈な接戦が繰り広げられている。7日、カリフォルニア州ヴァレーヨのヒドゥンブルックGC(パー72)で行われた3日目。
朴セリ(三星電子)は首の故障が懸念されていたが、ボギーなしにバーディーだけ5つを奪いながら中間合計7アンダー209打をマーク、単独首位のドロシー・デラシン(米国)を1打差まで追い上げた。
これにより、最終日にデラシンと「チャンピオン組」で対決することになった朴は、単独8位(216打)に止まったアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)との今シーズン最多勝王と賞金王をめぐったタイトル競争で逆転に一歩近づいた。
しかし、朴の2週連続優勝及びシーズン6勝目達成がそれほど順調ではないようだ。
まず、プロ経歴2年に過ぎないデラシンが、今大会に出場した選手20人の中で唯一に3日連続アンダーパーを記録するなど、成績が急ピッチに向上しているため。
今年7月ジャイアント・イーグル・クラシック最終日に7アンダー65打で回り、朴に逆転優勝したデラシンは、朴と同じ組で対決した今大会2日目も少しも萎縮しないプレーで朴に1打差をつけ優位となり、自信を持っている。
特に3日間朴はダブルボギー、カリー・ウェブ(オーストラリア)はトリプルボギーを叩くなど、揺らいだが、デラシンはボギー以上のスコアは記録しないほど、安定したショートゲームの感覚を持っているのも目につく。
そのうえ、朴と2位タイに並んでいるウェブは3日目に多少伸び悩んだが、前日9バーディーを奪うほど、いつでも回復が可能な無視できない優勝候補。
果たして誰が優勝賞金15万7000ドルを獲得するかは、同じ距離でも毎日違うアイアンクラブを使わなければならないほど、どこに吹くか分らないヒドゥンブルックの秋風に立ち向かって誰がより「創造的なゴルフ」をするかにかかっているという分析だ。
安永植 ysahn@donga.com






