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釜山アジア大会、屈辱的な裏合意

Posted September. 21, 2001 09:36,   

2002年の釜山(プサン)アジア大会組織委員会が、アジアオリンピック評議会(OCA)と結んだ「開催都市契約」に背き大会開催権剥奪の危機に追い込まれ、これを免れるために開催都市に不利な新たな契約を結び莫大な予算を浪費していたことが、監査院の監査により明らかになった。

20日の監査院の発表によると、釜山アジア大会組織委員会は95年「釜山市は契約履行保障金100万ドルをOCAに預け、組織委員会はOCAの事業計画に影響を与えかねない独自の事業を推進しない」という開催都市契約を結んだが、それ以後単独で4つの業者と124億ウォン規模のマーク事業契約を結びOCA側から数度にわたり契約違反警告を受けていた。

しかし、組織委員会がこれに対する明確な答弁を避けたことから、OCAは結局昨年8月30日「組織委員会が60日以内に満足のいく通知をしなければ大会開催権を剥奪する他、損害賠償を請求し、契約履行保証金100万ドルを没収する」と最終通告した。

組織委員会は事態が深刻化すると、同年9月16日シドニーでOCAと交渉を行い「OCAに大会関連事業を推進する全ての権限があり、選手・役員1500人に対する航空料金と宿泊費を支援し、これの保証のために2000万ドル(約250億ウォン)を銀行に預ける」という「シドニー協約」を締結した。

組織委員会は契約不履行に伴うこのような追加交渉を行うために、予備費用のうち5億6548万ウォンを業務推進費として使用し、追加保証金2000万ドルを香港上海銀行(HSBC)に預け入れた後、その支給保証書をOCAに提出するための発給手数料にも8976万ウォンを使用した。

特に組織委員会は、大会準備と運営のための資金難に陥っているにもかかわらず、保証金2000万ドルのうち1000万ドルが大会終了後に返還されるよう契約を結んだために、財源不足をさらに深刻化させたと、監査院は指摘した。

監査院はまた、組織委員会がOCA側と収入金配分に関する交渉を積極的に行わなかったため、OCA憲章に明示された配分率(33.3%)より12%も多い、大会収入金の45.3%をOCA側に支払う見通しであるとし、約61億ウォンを不必要に追加配分する結果を生むだろうと指摘した。

監査院関係者は「90年アジア大会を開催したタイのバンコクはOCAと積極的に交渉し、OCA憲章の配分率よりはるかに低い20%をOCA側に支払い、残りの80%を手にした」と話した。

組織委員会側は、このような指摘と関連して「2000万ドルが組織委員会名義で預金されているため、OCAは任意に預金を引き出せないだけでなく、誘致契約書を履行する場合、全額返還してもらうことになっている」とし、「『シドニー協約』でたとえ10ウォンたりともさらに支払う約束をした事項はない」と弁明した。



夫亨權 bookum90@donga.com