ソウル地方裁判所の韓周翰(ハン・ジュハン)・李齊浩(イ・ジェホ)令状専担判事は17日、事前逮捕令状が請求されたマスコミ社大株主らを含む5人を法廷に召喚し、令状実質審査(拘束前被疑者審問)を行った。
東亜(トンア)日報の金炳グァン(キム・ビョングァン)前名誉会長は午前10時から約1時間20分間韓判事の審問を受け、引き続き金炳健(キム・ビョンゴン)前副社長に対する審問が30分くらい行われた。朝鮮(チョソン)日報の方相勳(バン・サンフン)社長も午前10時から約40分間李判事の審問を受けた。
金前名誉会長の弁護人団は法廷で、「金前名誉会長は67の高齢で、心臓病などの持病を煩っている」とし、「特にこの事件と関連し、婦人と死別するなどの苦痛を経験している。個人的にこれより大きな刑罰はないだろう」と述べた。
弁護人団は贈与税脱税容疑については、「もともと個人所有だった株式を一民(イルミン)文化財団に無償で援助したのを財団の株式超過所有問題で後に返してもらっただけなのに、これを財団が贈与したものと見なして脱税容疑を適用するのは不当だ」と主張した。
弁護人団はまた、「金前会長は検察が横領金と主張する18億ウォンの大部分を会社のために使用しており、同期間にこれより大きい20億ウォン以上の私財を会社のために投入し、結果的に会社に損を与えていない」と述べた。
朝鮮日報の方社長の弁護人団は、「今まで充実に税金を納付したのは勿論、誰よりも多くの贈与税を納めている。検察が横領したと主張する資金は、会社の増資代金として会社の運転資金に当てたため、方社長が個人的に流用した金額は一銭もない」と主張した。
弁護人団は、方社長が関節炎と頚椎ヘルニアなどの持病を持っているとの診断書を李判事に提出している模様だ。
国民(ククミン)日報の趙希逷(チョ・ヒジュン)と大韓毎日(デハンメイル)の李太守(イ・テス)前事業支援団代表は、それぞれ午後2時から約30分間審問を受けた。
以上の5人は令状実質審査を受けた後、ソウル地検庁舎の主任検事室などに待機して裁判所の決定を待った。
申¥¥¥錫昊 kyle@donga.com






