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非需要期に不動産市場が混乱...住宅価格も異常上昇

非需要期に不動産市場が混乱...住宅価格も異常上昇

Posted July. 30, 2001 10:07,   

不動産市場が一寸先も予測できないほど混乱を極めている。夏の非需要期にも関わらず、住宅価格が異常に急騰しているのだ。一部地域は伝貰金(一定の保証金を預けて家を借りる方式の不動産賃貸契約)が売買価格を越えている。住宅価格の上昇に対する期待心理は、首都圏以外の地域にまで拡がり、投機の動きさえ出ている。マイホームを持っている人たちは疑問の声を、そうでない庶民たちは不安を抱いている。専門家らは住宅供給が不足する需給ミスマッチが改善しない限り、不動産市場の不安がさらに深刻化すると心配している。

29日、不動産業界によると、7月になってからソウル江南(カンナム)一部地域の伝貰金が1ヵ月で10%も急騰した。売買価格も依然として強い上昇基調を続けている。これは夏の非需要期としては、極めて異例のこと。8月から本格的な秋の引越しシーズンが始まれば、住宅価格の上昇と伝貰不足現象は、深刻な社会問題になると見られている。

とくに再建築ブームが起きているソウル江南のアパートは、6ヵ月で住宅価格が1億ウォン以上も跳ね上がるなど、異常現象をリードしている。年初、2億3000万ウォン程度だった江南区道谷洞(カンナムグ・トゴクトン)Jアパート13坪の場合、今月に入って3億4000万ウォンまで跳ね上がった。江東区高徳洞(カンドング・コドクトン)にある13坪のアパートも、年初1億ウォンから6ヵ月で42.5%も値上がりし、1億4250万ウォンで相場が決まっている。江南地域で今年上半期に30%以上値上がりしたアパートは、10団地、1万5000世帯あまりに上っているという。

インターネット不動産情報会社である「不動産114」は、「今年上半期、通常のアパートの売買価格の上昇率は4.5%だったが、再建築対象アパートの場合は、平均22.4%も上昇した」と述べている。

伝貰不足現象は日増しに深刻化している。再建築と関連、8月の引越しを控えているソウル江南大峙(デチ)住宅公社アパートの住民たちが、その周辺で伝貰の住宅を探しているため、近隣のアパートの伝貰金は2ヵ月で20%も上昇した。このため、住民たちが京畿(キョンギ)、城南(ソンナム)市、盆党(プンダン)などの新都市やソウル郊外へ目を向け、これらの地域の伝貰金まで上昇気配を見せている。

住宅産業研究院の李東晟(イ・ドンソン)院長は「住宅価格の不安は需給ミスマッチ、低金利による資金流入、再建築による伝貰需要の急増が大きな原因」とし、「首都圏の住宅普及率が先進国水準(110%)に遥かに及ばない82%と、住宅が絶対的に不足しているのが根本的な原因であるだけに、需給ミスマッチを改善する政策がまとまらなければならない」と指摘している。



libra@donga.com