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無料での漢字授業は続ける

Posted July. 28, 2001 09:23,   

これまでの50年間、授業料を一切に受け取らず、漢学を教え続けてきた「寺子屋先生」が韓国最大規模の私設寺子屋をオープンした。

故郷の全羅北道金堤市(チョンラブクド・キムジェシ)デソク里に、伝統様式の「学聖講堂」を設立した和石・金洙連(キム・スヨン、76)さん。

寺子屋先生になった29歳の際から、自宅で漢学を教え続けてきた金さんは、より大勢の人々に漢字を教えたい考えで、古くて狭かった呈邑市(ジョンウプシ)にあった自宅を売り払い、ここに寺子屋を移した。敷地面積800坪、床面積85坪規模の寺子屋には26の小部屋があり、約100名の受講生が生活できるほどのスペースがある。

新しい施設は、外部からの支援は取り付けず、家族(5男2女)からの協力だけで完成させた。

金さんはこれまでの50年間あまり、金堤市や呈邑市、忠南(チュンナム)ブヨなどを転々としてきたが、家を引っ越すたびに、その家または他人の家の部屋を借りてでも寺子屋を開き、これまでの教え子が5000名余りにのぼる。

金さんが始めてこの寺子屋を設立するとした際、多くの教え子が少しでも協力したいという意を伝えてきたが、金さんは「学問とはすでに自分の中にあるものを自ら自覚するものであり、誰が創り上げるのものではないため、授業料や支援を受ける理由がない」として断った。

学聖講堂には夏休みを迎えた大学生や漢医者、司法研修生、教師らが殆どを占めている。

授業方式は1対1の指導が基本であり、早朝4時から夜遅くまで金さんが、古典の「大学」など四書三経を講義する他、初級過程は5男の鍾懐(ジョンへ、38)さんが担っている。

授業料は無料だが、食事は伝統どおりに学生らが米とおかずを持参して自ら解決する。

朝鮮時代の末、儒学者の瑞巌・金煕鎮(キム・ヒジン)先生に学問を学び「記号学派」の脈を継承している金翁は一生伝統衣装を意地を守り「学者が遊んでばかりしてはならぬ」とし、農作物を直接栽培する実践的な学風を重視してきた。



kokim@donga.com