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中国法輪功メンバー、集団自殺

Posted July. 04, 2001 09:32,   

中国黒龍江省の労働矯正所に収容されていた気功集団「法輪功」のメンバー25人が最近集団自殺を図り、このうち14人が死亡したと中国の政府関係者が3日発表した。

黒龍江省司法庁のラン・ジンリ庁長は「先月20日の明方、黒龍江省の萬家労働矯正所に収容されていた法輪功のメンバー25人が集団で首つり自殺を図り、11名は刑務官の迅速な措置によって助かったが、残りは死亡した」と言った。

ラン庁長は、「彼らは、刑務官が5分置きに巡回点検する点を利用して巡回のない間に自殺を図った」と言い、「集団自殺を試みたのは、海外の法輪功指導部の指示によるものと思える」と主張した。

この日、香港の人権団体である中国人権民主化運動ニュースセンターは、黒龍江省法輪功メンバーが矯正所内で殴られるなどの迫害を受け、これに抗議して断食闘争をしたが、むしろその罰として3ヵ月であった収容期間が倍に延び、自殺を図ったと伝えた。この団体はまた、1999年7月、中国政府が法輪功を不法団体と定めてから、少なくとも153人の法輪功追従者が当局の弾圧によって死亡したと発表した。1月には河南省の法輪功メンバー7人が天安門広場で焼身自殺を図り世界を驚かせた。



李鍾煥 ljhzip@donga.com