海軍の海上および水中監視能力を高めるため、Pー3C対潜哨戒機2次分8台が2006年までに追加導入される。
また、「夢の駆逐艦」と呼ばれるイージス級駆逐艦(KDX3)のレーダーおよび戦闘体系が来年初めに最終的に決定され、2008年に戦力化される見通しだ。
国防部は28日、このような内容を盛込んだ「2002〜2006年国防中期計画」および「2002年度国防予算要求案」を発表した。
海軍は96年、初めてPー3C対潜哨戒機8台を導入し、東海(トンヘ)と西海(ソヘ)を中心に運用しているが、数が足りないため海上の監視能力に限界があるとの指摘が多かった。
海上監視と潜水艦の探知・攻撃能力を備えたPー3C対潜哨戒機は、およそ2700kmの作戦半径をカバーでき、滞空時間も15時間以上に及ぶ。
なお、イージス級駆逐艦建造事業の次世代駆逐艦(KDX3)事業は、すでに現代(ヒョンデ)重工業が基本設計に着手しており、戦闘体系は8〜9月ごろ対象の装備を選定し、年末をメドに試験評価および交渉を終える計画。国防部は来月20日までに、△米国ロッキードマティン社のイージス△英国BEA社のサムソン△オランダ・ターレス社のアパー(APAR)体系ーなどに対する提案書を取り寄せる予定だ。
来年度の新規事業には、空中早期警戒機(AWACS)導入事業と30mm大空砲部隊の「飛虎(ビホ)大隊」創設事業などが含まれている。AWACS事業は、米国のボーイング社とレイシオン社、オランダのターレス社の3社から提案書を受け取っている状態で、来年上半期中に機種を決定する方針だ。
このほか国防中期計画は、△搭乗員および重量を減らした先端戦車の開発△中距離地対空ミサイル(KMSAM)の開発△大型上陸艦に搭載し上陸作戦に利用される90トン級高速上陸艦(LSF)の導入▽機雷除去艦艇の掃海艦(MSH)の追加導入△C130級の大型輸送機の導入事業——などを盛り込んでいる。
一方、次世代戦闘機(FX)、次世代誘導兵器(SAMX)、攻撃用ヘリ機(AHX)など、大型兵器導入事業の場合、現在価格と折衷貿易および技術移転などを巡って外国の業者と交渉が進められており、早ければ10月ごろに機種が選定される見通しだと、国防部関係者は説明した。
このうち、SAMX事業の場合、米国レイシオン社が単独候補機種のパトリオットミサイル(PAC3)の価格を、当初の提示価格より5%ほど値下げしたものの、依然として高価であるため、国防部が推進方向を全面的に見直しているものと伝えられた。
李哲熙 klimt@donga.com






