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米、南北国防会談の再開を希望 韓米国防会談

米、南北国防会談の再開を希望 韓米国防会談

Posted June. 22, 2001 20:37,   

韓米両国は、韓半島および北東アジアの平和と安定の維持に向けて在韓米軍の長期駐留が必要だとの認識で一致し、今後北東アジアの安保環境の変化に合わせて韓米同盟関係の未来志向的な発展方策を探っていくことにした。

国防部は、金東信(キム・ドンシン)国防長官とラムズフェルド米国防長官が21日(韓国時間22日未明)にワシントンで会談し、このように合意したと発表した。

特に、ラムズフェルド長官は、会談でブッシュ政権発足以来、強力に進めているミサイル防衛(MD)体制構想と国防政策の見直しにもかかわらず、韓国に対する米国の安保公約にはまったく変わりがないと重ねて表明した。

ラムズフェルド長官はまた、韓国政府の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に対する和解・協力政策に対して積極的な支持を表明し、早期に南北国防相会談が開かれることを希望した。

金長官は北朝鮮の通常戦力による軍事的な脅威問題と関連し、「韓米が緊密な協議を通じて未来に向けた青写真を示していかなければならず、南北基本合意書を再稼動して推進していくが、韓国が主導的な役割を果たさなければならない」と強調し、ラムズフェルド長官もこれに共感を示したと国防部は伝えた。

92年に発効された南北基本合意書の第2章12条は、不可侵の履行と保障のため、南北軍事共同委員会を構成し、大量破壊兵器の攻撃能力の除去をはじめとする段階的な軍縮及び検証など、軍事的は信頼構築と軍縮の実現に向けた問題を協議して進めるよう、明示している。

両長官は、94年の米朝枠組み合意の履行の成功と北朝鮮のミサイル問題の早急な解決が必要であるとの認識でも一致した。



李哲熙 klimt@donga.com