外交通商部(外交部)の韓昇洙(ハン・スンス)長官は7日(現地時間)、ワシントンの米国務省で開かれたパウエル国務長官との会談で、6日発表されたブッシュ大統領の対北朝鮮政策関連声明に対し歓迎の意を示したものと伝えられた。
パウエル長官は、同会談で米朝対話の再開時期やレベル、議題など、米朝関係全般に対する政策見直しの結果を説明した。韓長官は、これに対し「ブッシュ大統領が安保チームに北朝鮮との真剣な議論に着手するよう指示したことを歓迎する」との立場を伝えた模様だ。
パウエル長官はまた、「ブッシュ大統領の声明は韓米同盟の枠組みのもと、3月の韓米首脳会談、2回にわたる韓国・米国・日本(韓米日)3カ国の対北朝鮮政策調整監督グループ(TCOG)会議、アミテージ国務副長官の訪韓などが行われるなかで韓国側の意見が十分に反映されたもの」だと説明したものと伝えられた。
韓長官は、これに対し「南北対話と米朝対話は相互補完的に発展すべきであるだけに、朝米対話が早期に開催され意味のある進展が得られることを望んでいる」との立場を繰り返し伝えたという。
一方、これに先立ち韓長官は6日夕、ヒルス米通商代表部(USTR)前代表のワシントン自宅でライス大統領安保補佐官など米側要人らと夕食を共にしながら、ブッシュ大統領の対北朝鮮政策などについて意見を交わした。
夫亨權 bookum90@donga.com






