「5・16」(1961年5月16日に起きた軍事クーデター)40周年を迎えた16日、ソウルでは5・16と故朴正熙(パク・ジョンヒ)元大統領に対する相反した評価を反映する2つの行事が開かれ、関心を集めた。
財団法人5・16民族賞(理事長、金在春=キム・ジェチュン=元中央情報部長)は16日午前、ソウル江南区(カンナムク)駅三洞(ヨクサムドン)にあるのラマダ・ルネッサンスホテルにおいて約200人が参加した中、「5・16精神」を心に刻む「5・16民族賞」の授賞式を行い、故朴元大統領の業績を称えた。
授賞式に参加した与党自民連の金鐘泌(キム・ジョンピル)名誉総裁は、激励の辞の中で「5・16は、何といわれようと国として、人間として生きることを願う信念から起きた国民精神の一大蜂起であった」と評し、「我々は、民主福祉国家の基礎を、口ではなく信念と行動をもって勝ち得た」と述べた。
この行事には、朴元大統領の長女、与党ハンナラ党の朴槿惠(パク・クンヘ)副総裁と、次女の書永(ソヨン)さん、一人息子の志晩(チマン)さんが遺族代表として参加した。玄炳九(ヒョン・ビョング)ソウル大名誉教授と朴椿浩(パク・チュンホ)海洋法裁判所裁判官が、それぞれ科学技術と学芸部門の受賞者に選定され、賞を受け取った。
続いて、金名誉総裁をはじめ参加者らは銅雀(トンジャク)区の国立墓地を訪れ、朴元大統領の墓に参拝した。
一方、「朴正熙記念館反対国民連帯」(権永吉=コン・ヨンギル=常任共同代表)は同日午後2時、ソウル麻浦区上岩洞(マポグ・サンアムドン)の朴正熙記念館敷地において記念館建立反対集会を開き、「独立軍慰霊塔建立宣布式」を行なった。
同団体の李寛福(イ・クァンボク)共同代表は、「同民族を虐待し、憲政秩序を破壊した犯罪者のために記念館を建てるなんてあり得ないことだ」と言い、「独立軍と義兵を称える記念館が一つもない現状のなか、彼らのための記念館建立を優先すべきだ」と主張した。
洪根洙(ホン・グンス)牧師、朱宗桓(チュ・ジョンファン)東国(ドンクク)大名誉教授など参加者らは、「日本軍将校として抗日運動家たちと戦った朴正熙のために、国民の税金で記念館を建てるのはあり得ない」と語り、政府に対して支援計画の中止を求めた。
同団体は、朴元大統領を模った人形の火刑式を行った後、「独立軍義兵慰霊塔建立地」と書かれた縦1メートル、横3メートル大の木製の札を立てた。
閔東龍 mindy@donga.com






