Go to contents

外国産肉牛 初上陸

Posted April. 16, 2001 18:19,   

外国産肉牛の輸入が今年解禁となり、初めて豪州産肉牛663頭が16日(月)、国内に上陸した。

農林部は、慶尚南道(キョンサンナムド)金海(キムヘ)の㈱ノンウォン食品(代表ハン・ドゥシク)が輸入した肉牛663頭が、この日午前に仁川(インチョン)港から国内に入り、現在検疫中であると発表した。

農林部は、今回輸入された牛は体重が430〜450㎏程で、およそ二週間の検疫過程を経て、来月始めに一般農家に分譲され、さらに6カ月以上の飼育期間を経てから消費者に販売される予定だという。

輸入価格は、関税や検疫費用などを含め、1頭あたり166万ウォン(約16万円)ほどで、500㎏あたり261万ウォン(約26万円)である韓牛の価格とはかなりの開きがある。

農林部は、韓牛と偽って販売することを防止するため、原産地の表示烙印を押し、耳標を付け、輸入から飼育、屠畜、加工、流通の段階別に、徹底的に管理する。一方、6カ月以上飼育した牛は国内産肉牛と表示してもよいが、食品販売店表示板に輸出国名も併記させる方針だという。