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ベトナムに再び韓国ドラマ・ブーム

Posted March. 28, 2001 10:43,   

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ベトナムにもう一度の韓国映画とテレビドラマのブームが起こっている。久し振りにベトナムに韓国ブームをもたらしたドラマと映画は、ソン・ヘギョ、ウォン・ビン主演の「秋の童話」と、アン・ジェウク、キム・ヘス主演の「チム」。これらドラマと映画はほぼ同じ時期である今月初めからベトナムテレビと映画館で放映され始めたが、いずれも一大センセーションを起こしている。

去年の下半期、韓国ドラマのブームに乗って、扇動的で暴力場面の多い韓国ドラマが輸入され、ベトナム政府から制裁を受けて以降、およそ半年ぶりにベトナムテレビに放映されている「秋の童話]は、悲しく運命的な愛という人気不変の素材に水彩画を思わせる叙情的な映像美のため、放映20数日ほどで茶の間の人気を一人占めしている。

韓国でも昨年大ヒットした同ドラマは、ベトナムテレビで水曜日と日曜日の午後9時に放映されているが、主婦は勿論、若い女性と学生層に至るまでの幅広い人気を集めており、同時間帯で最も高い視聴率を記録していたヨーロッパのサッカーの人気を上回るとの評価を得ている。去年の「手紙」に続いて2番目にハノイ地域に紹介された韓国映画「チム」は、「手紙」の人気を遥かに上回り、封切りして20数日ほどで5万人の観客を動員した。

ハノイ市内の2つの映画館で上映しているこの映画は、最初は他の映画館と同様に毎日の夜8時1回ずつ上映したが、観客が殺到したため、毎日3回ずつに放映回数を増やしたにも関わらず数日後の入場券が売り切れるなど、記録を更新している。