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仁川国際空港のショッピング施設

Posted March. 27, 2001 12:58,   

「仁川(インチョン)国際空港では全てが可能です」

29日開港する仁川空港には、利用客のため便利な施設が盛沢山設けられている。

年間2000万人以上が利用する超大型空港として最高のサービスを提供するためのものとして、サウナ、ボーリング場、ビジネスセンターなども備えられている。でも、高い賃貸料などのために、利用料金と食べ物の値段が高いのが玉に傷。

▽多種多様な飲食店

旅客ターミナル内の中央ミレニアムホールを中心にした東と西ターミナルに、それぞれ17ヶ所ずつ総34ヶ所の食堂がある。東ターミナルの場合、地上3階にファーストフード店であるロッテリアとマクドナルドが入っている。値段はソウル市内と同じ水準。

地下1階には、中央部にセミビュッフェ食堂である「グリーンテリア」がオープンして客を迎えている。料理の値段は△カルビタン3500ウォン△ご飯1200〜2000ウォン△キムチ1200〜1300ウォン △ジャンジョリム(肉の煮込み)3000ウォンなどで、4人基準で3万ウォン程度で食事が可能。

4階には朝鮮(チョソン)ホテルの運営する1402席規模のレストランがある。

韓・中・和・洋食堂など、それぞれ100坪とラウンジバー300坪で構成されたこのレストランは、窓から飛行機の離着陸する姿も見られる。ジャジャンメン6300ウォン、ビビンパ9600ウォン、ソンロンタン(牛肉のスープ)9600ウォン、ハムエッグ・サンドイッチ7500ウォンとして市中よりは2倍、金浦(キンポ)空港よりは7〜8%程度高い。

▽多様なショッピング施設

専用面積8200坪に総176ヶ所の売り場が入店している。ターミナル内の専門商店は、大きくエギョンデパートの事業権を持っている西の地域と、新世界(シンセゲ)デパートの東の地域に分けられる。

品目はお土産や旅行用品、衣類、ゴルフ用品などの20数種に達する。これら商店は東と西ターミナルを両方にそれぞれ配置され、利用客が便利に利用できるよう配慮した。

到着階である地上1階にはファンシー用品やフィルム、コンビニエンスストアなどがある。出発階である地上3階には、旅行用品、鞄、ファッション衣類の販売店がある。2階と4階には文房具店、外国雑誌・新聞専門店、記念品店などがある。免税店は出発階である地上3階に2400坪の規模で設けられた。世界的な免税店専門会社であるDFSソウルと韓国観光公社、ロッテホテル、エギョンがそれぞれ売り場をオープンした。当初、入国場にも免税店を設置する計画だったが、税収の損失を懸念した関税庁の反対で取消しになった。

▽その他の施設

飛行機の乗り継ぎ客のために、90室規模のミニホテル(エアガーデン・ホテル)が旅客ターミナル4階の東西両側に設けられた。空港の開港と共にオープンする同ホテルは、ウォーカヒルホテルが運営する。総面積は1173坪として、ラウンジ2ヶ所とゲームルーム2ヶ所などがある。

宿泊というよりも、長い旅行で疲れた旅行客に短い休息を取ってもらうことが目的であるだけに、6時間の基準で料金を算定する予定。6時間の客室料はスタンダード級は4万4000ウォン、デラックスルームは5万5000ウォン、スイートルームは7万7000ウォン程度。

東旅客ターミナルの地下1階には、ジム・サウナ施設が360坪規模で5月末オープンする予定。ボーリング場も西旅客ターミナルの地下1階に250坪規模で作られる。利用料金は未定。

地下1階には、航空機の事故や火災などで発生する患者の治療と空港で発生する応急患者に対する手当てなどを行う医療センターが置かれている。インハ大付属病院が分院の形で運営する同医療センターには、歯科を含めた専門医5人と専攻医2人、看護婦8人など、総20数人の医療陣が常住する。

ビジネスセンターは旅客ターミナル中央ホールの2階にある。パラダイス仁川とダイナースクラブコリアが業社として選定された2ヶ所のビジネスセンターは、87坪と60坪の総147坪として5〜30人用の会議室が7室ある。効率的な会議の進行のために、先端の視聴覚装備が備えられている。通訳と翻訳サービス、ホテルや航空券、レンターカーの予約など、あらゆるビジネス関連のサービスも共に提供される。利用料金は1時間当たり10万〜20万ウォン程度。



ソ¥ン・ジンフプ記者 jinhup@donga.com