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マンデラ 対北和解政策支持

Posted March. 13, 2001 11:40,   

キム・デジュン(金大中)大統領は12日青瓦台(大統領官邸)で、韓国を訪問しているネルソン・マンデラ元南アフリカ共和国大統領と会った後、共同記者会見し、6項の「世界平和と繁栄のためのメッセージ」を通じて世界平和と民主主義および人権伸張、貧困退治などのため共同努力していくと発表した。

キム大統領とマンデラ元大統領は一生を民主化と人権伸張に捧げた末に大統領に当選され、ノーベル平和賞を受賞したという共通項を持っている。また、お互いの今までの苦難の人生についてもよく知っている。

キム大統領は会同の後異例的に共同記者会見をし、イ・ハンドン(李漢東)国務総理、ハン・ワンサン(韓完相)教育相など各界の要人100人余りが参加した中、迎賓館で晩餐会を開くなど、マンデラ元大統領を国賓に準じ礼遇した。

マンデラ元大統領もキム大統領が推進している朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に対する和解協力政策が朝鮮半島の平和と東北アジアの安定に寄与していると評価し、韓国政府の対北政策を積極的に支持した。

会同ではマンデラ元大統領が非武装地帯(DMZ)内に平和公園の設置を提案し、キム大統領が「平和公園にしてもいいし、ユネスコが環境保存区域に指定する方法もある」としながら、「北朝鮮にマンデラ元大統領の提案を伝え、協議する」と説明した。



尹承模(ユン・スンモ)記者 ysmo@donga.com