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北朝鮮、韓国同胞に事大と外部勢力排撃を促す

北朝鮮、韓国同胞に事大と外部勢力排撃を促す

Posted March. 13, 2001 17:13,   

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の平壌(ピョンヤン)放送は、第5回閣僚級会談が延期された13日、南北共同宣言を履行するに当たり、事大と外部勢力を排撃し、民族が自主的な意識を持ち武装することを南の同胞に促した。

平壌放送は13日、会談延期通報の直前、「統一の進路‐朝鮮民族は北南共同宣言履行の主人」というタイトルの報道番組を通して「北南共同宣言の履行のための根本的な要求として、民族のすべての成員が民族自主意識で堅固に武装し、事大主義と外部勢力依存思想を排撃することだ」と強調した。この報道番組は冒頭で異例的に「南朝鮮同胞の皆さん」という文句が入っており、南の同胞を対象にした放送であるという事実を伝えている。

一方北朝鮮は、金大中(キム・デジュン)大統領が、韓米首脳会談を終え帰国した11日から、対南黒色宣伝放送である韓国民族民主戦線(民民戦)放送を通して「南の当局が何の自主性もなく米国に徹底的に隷属している」と非難した。



河泰元(ハテウォン)記者 scooop@donga.com