1.加速化しつつある遺伝子革命の主導権争い
人ゲノム地図の完成を契機に、アメリカ、ドイツ、日本などの先進国が先を争って遺伝子研究への支援計画を発浮キるなど、「遺伝子革命」への激しい主導権争いに突入した。
多国籍研究団体である人ゲノムプロジェクト(HGP)を主導しているアメリカは、「国立保健研究院(NIH)を中心に人ゲノム解読の第2段階作業である病気の治療と新薬の開発研究に拍車をかける計画だ」と12日に発浮オた。
アメリカはこのため、来年のNIH落Zを史上最大の規模である3億3552万ドル(約20兆9000億ウォン)と策定し、国立人ゲノム研究所(NHGRI)を名実共に「生命工学のメッカ」として育成することにした。
NHGRIは現在、ネズミなど人間と似たDNA(遺伝子情報)国「を持つ動物に対して、ゲノムの解読作業と共に人間の個人間遺伝子の相違を糾明できる単一塩基変異多型性(SNP)研究プロジェクトを進めている。
ドイツも今後3年間、遺伝子研究に8億7000万マルク(約5000億ウォン)を投資することを盛り込んだ遺伝子産業発展計画を12日に発浮キるなど、機敏な対処ぶりを見せている。
エドルガルト・ブルマン研究部長官は、「先ず、3億5000万マルクを2003年まで遺伝子研究所間のネットワーク作りに使う」と打ち出した。
遺伝子研究所間のネットワークを穀zして遺伝子の機舶ェ析と疾病研究に活用する場合、ドイツは、遺伝子研究の強国であるイギリスとフランスを追い抜き、ヨーロッパにおける最高の位置に躍り出るものと期待される。
日本は人ゲノム研究では、アメリカに遅れていはいるが、ゲノム情報を実用化するポストゲノム研究では絶対遅れを取るまいとの覚悟で、生命工学関連分野において大幅な投資を行なう計画をまとめた。
日本はこのために、先ず文部科学省の今年のゲノム関連落Zを昨年の688億円(約7224億ウォン)より16.6%増やした802億円(約8421億ウォン)と策定した。
日本は2010年までにバイオ市場の規模を現在の1兆円から25兆円台に育成し、バイオ関連ベンチャー企業を1000社設立する計画だ。
2.課題と展望
人ゲノム地図の完成で、遺伝子研究に一層の加速度がついたものの、未だに解決すべき課題は少なからずある。代蕪Iなのが遺伝子の機狽ニ役割を糾明すること。
人ゲノム地図が大手企業内の多くの職員の名前と部署を記録した電話帳だとすれば、それぞれの職員の仕事、部署間の協力関係、業務に問題が生じた時の責任者の処罰規定など、それぞれの遺伝子の機狽ニ役割を糾明することが今後の課題だとAP通信は伝えた。
しかし、2万6000〜3万9000個に至る遺伝子がそれぞれどんな機狽ニ役割を担っているかを糾明することは、莫大な作業である事は言うまでもない。
人ゲノムの解読に関わったセレラー・ゼノミク社のクレーグ・ベンター博士は「人間の遺伝子の中で40%は、未だにその機狽ェ分かっていない」と打ち明けた。
したがって、各遺伝子の機狽ニ役割を糾明し、遺伝子の活動とこれら遺伝子の作り出すたんぱく質の相互作業を糾明しなければ、生物学に関する実質的な理解に辿り着くことは不可狽セと科学者達は言う。
現在、科学者が最も関心を持っている分野は、人ゲノム情報を利用して遺伝的な病気の原因になる遺伝子を糾明することで、個人間のDNA(遺伝子情報)暗号の違いが分かってくれば、遺伝子国「の変化をもたらす遺伝パターンも発見できるものと卵zされる。
数百万個のDNA暗号がどの染色体にあるかが分かれば、この染色体のDNA暗号がコンピュータ・ベースを通じて迅速に検索でき、この場合、病気の直接的な原因も糾明できるという。
今までの研究の結果、286個の遺伝子が病気と深い関連があるものと知られた。
米国国立人ゲノム研究所(NHGRI)のフランシス・コリンス所長は「肺病を誘発する遺伝子を分離するまで10年がかかったが、今は2週間以内にこれを分離するほど、遺伝学の研究に加速度がついた」と説明した。
一方、ベンター博士は「このような成果にも関わらず、人間の個性と知狽丩NA暗号だけで糾明することは難しいだろう」と説明した。






