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[フォーカス] 人ゲノム地図の完成

Posted February. 12, 2001 11:01,   

人ゲノム地図の完成は、遺伝子の変異と疾病との関連性が糾明され、それに基づいた病気に対する画期的な治療法が開発され得る道が開いたということで意味がある。

人間の遺伝情報の総体であるゲノムで発生する変異は、糖尿病、癌、心臓麻痺など、最低限1500種類の疾病と関連があるものと推定される。ゲノム地図を活用する場合、このような病気を誘発する遺伝子を発見し、患者一人一人に合せた治療を行なったり、出生時に、将来かかる確率の高い病気を卵zして蘭hすることも可狽ノなる。

他にも、各種の中毒性疾患や精神的疾患の発病の理由も糾明し、エイズ・ウイルスに感染した患者らの発病の時期が異る理由なども糾明できるものと見られる。現代医学は中毒性のある病気の約50%が遺伝的な要因で発生するものと見ている。

ゲノム地図を研究してきた人間ノムプロジェクト(HGP)のフランシス・コリンス・チーム長は「人間はゲノム地図を活用して30年以内に進化の方向を統制かつ変更させる迫ヘを持つようになる。また、2020年までには遺伝子組み換え人間も誕生させられるだろう」と洛ゥした。

人ゲノム地図の完成と共に、それを商用化しようとする生命工学会社間の競争も一層激しくなる見込みだ。癌や痴呆などの多くの難治の病気や不治の病を治療する革命的な新薬を開発する場合、あっという間に`大金`を手に入れることも夢ではないからだ。

米特許庁によると、昨年、約3万件の新しい有機化学及び生命工学関連の特許が瑞ソされ、その殆んどが遺伝子関連の特許だったという。

しかし、遺伝子変異の病気誘発過程や変異の蘭h法などがまだ分からず、未だに残された課題は多い。今回の研究の結果を新薬の開発に利用するためには、少なくとも数諸Nはかかると、専門家は口を揃えている。

一方、イギリスの科学専門紙の「ネイチャー」は、当初、人ゲノムの研究結果を12日まで報道しないでくれと、マスコミにエンバゴ(報道自制)を要請したが、一部のマスコミが既に報道したため、11日午前、Eメールを通じて各国の科学及び医学担当記者にエンバゴの解除を通報した。



洪性哲(ホン・ャ塔`ョル)記者 sungchul@donga.com