大企業に就職する大卒の女性が急増している。
業界関係者によると、現代(ヒュンダイ)総合商社の場合、昨年末採用した大卒新入社員の66名のうち、女性が26名で39.4%を占めていることが明らかになった。現代特有の男性的な企業文化と貿易という業種を考えると、革命的な変化だと評価された。同様の総合商社である三星(サムスン)物産でも、98年大卒新入社員の中で女性が占める割合が11.7%、99年には19%、2000年には23.5%へと大幅に増加した。2年前より2倍増加したことになる。最近、総合商社がインターネット事業に重点を置き、情報技術(IT)に強い女性の進出が大きく増加したものと見られる。
SKグループの大卒新入社員のうち女性が占める割合は、94年の6%から98年11.7%、99年20.9%、今年22.4%と伸びている。
広告会社での大卒女性の増加の勢いは、より顕著である。第一(チェイル)企画は、過去5年間に281名の大卒社員を採用し、このうち女性が112名で40%を占めた。金融業への女性進出もめざましい。現代証券が昨年採用した大卒新入社員329名のうち、女性が80名(24.3%)を占めている。新韓(シンハン)銀行は、昨年2回の選考で221名を採用し、このうち女性大卒社員は51名(23%)であった。
李炳奇(イ・ビョンギ)記者 eye@donga.com






