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民主党新代表とのインタビュー

Posted December. 19, 2000 12:29,   

与党・新千年民主党のキム・ジュンゴン(金重権)最高委員は、18日の夜12時頃、ようやくソウルブックアヒョンド(北阿硯洞)の自宅に戻り、記者たちとのインタビューに応じた。

Q—今後の代表の役割は・・・。

A—「党の難局を打開できるなら喜ばない者はいないはずだ。ドンギョ(東橋)洞(金大統領が以前住んでいた所で、金大統領の側近やその系列を示す)や非ドンギョ洞とか、さらに実勢や非実勢などと区分する必要なない。党の難局を乗り超え、和合できるのであれば誰でもできるはずだ。次期大統領選挙に出馬するからいけないと言う論理はつじつまが合わない。単純な管理で党が支離滅裂となれば、野党だけが得する。それこそハンナラ党の論理である」。

Q—最近金大中(キム・デジュン)大統領に会った事はあるか。

A—「個人的に会った事はない。シンガポールで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)+韓中日3国の首脳会談の時、特別随行として参加し、心に溜めといた話を全て打ち明けた。2日、大統領官邸で開かれた最高委員会議の時もさまざまな話しをした。その時、大統領に『大統領がどうしてそれほど党を心配しているのか今までは良く分かりませんでしたが、党に来てみてやっとそれがわかりました。これまでどんな与党も党内で指導部を攻撃した事はありません。しかも、ハンナラ党は、どんな指導部であれ、今のような攻撃を続けるでしょう。党が一つに団結できるよう、代表に力を集中すべきです』と申し上げた」。

Q—力を集中するとはどんな意味か。

A—「与党として毅然とし、堂々とした自信感を国民に示す必要がある。与党の代表が自信のない所を見せれば、国民が不安を感じると言う事だ」。

Q—党内の支持基盤が弱いので、代表役は大変ではないか。

A—「(最高委員)選挙で3位だった。43%の支持を得ている。それで充分なはずだ。この難局を乗り越え、当の団結を導き出す人物が必要だ。私は、歴代のどの秘書室長よりも総裁の心中を心得ている」。

Q—秘書室長に在職していた時からすすめていた東進政策は。

A—「あまり好きな単語ではないな・・・。私たちは東進政策などを取った事はない。東西の和合という意味であり、それも私ではなく大統領の考えだ」。

Q—院外代表では困らないか。

A—「院内外は関係無い。誰がこの難局を乗り越えるかが大事だ。 イ・マンソップ(李萬燮)、チョ・セヒョン(趙世衡)氏も院外だったが、問題はなかった」。

Q—団結のための資質を強調したようだが・・・。

A—「よく喋る初・再選や口を閉ざしている多選でも、皆問題提起をしているが、どうして党内でこうした事が起きているのかを把握し、団結へと導くといった資質をさすものである」。

Q—本人は実勢か、それとも管理型か。

A—「そういった区分よりも、自分の役目を充実に果す事が何よりも重要だ」。



朴成遠(パク・ソンウォン)記者 swpark@donga.com