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[社説] 大学まで崩壊するのか

Posted December. 04, 2000 18:27,   

大学生の3人に1人が休学中であるという事実は、韓国の大学が瀕している危機を肌で感じさせる。教育省によると、教育大学と産業大学を除いた全国161校の国公私立大の、2000年度第2学期の在学生163万1011人のうち、31.6%である52万7316名が休学中ということだ。これは1学期より1万8669人増えた数で、史上最大である。

このように休学生が多くなった一番大きな理由は、経済が悪化したためである。普通に卒業すれば就職が難しく、まず軍隊に入隊するなどして在学生身分を延長しながら時を待つという大学生が増えたということだ。学費が準備できず、学業を一時中断する場合も多い。

熾烈な入試競争を突破し入学した後、希望に胸ふくらませて意気揚々としていた若者を誰がこのように萎縮させたのか?彼らがつくった状況ではないのに、彼らが苦痛を受けなければならないという点で、既存世代の責任を感じる。

勿論、経済的事情ではない場合もある。別の大学への編入学を望んだり、最近大学生であれば誰でも一度は夢見る海外研修、または資格取得などのため休学する場合などもある。これは、まず社会的な適応能力を育てることが重要であり、大学の卒業証書はそれほど急いではいないという一つの世相の変化と見ることができる。大学はこのような‘休学恐慌’のなか、2つの困難を抱えている。1つは財政難で、学生が入金する学費が大きく減り、その分学校経営が難しくなっている。

もう一つは、授業の雰囲気が日ごとに散漫になっているという点だ。大学の教室は空席が多く、白けた雰囲気となってしまった。授業を受ける学生が少ないと、学校に通う学生たちも心理的萎縮を感じ、不安になる。このため、欠席も増えているという。このような状況で、授業がまともに進められないというのが教授たちの哀訴だ。授業中の集中力が大きく落ちている中・高校の学級崩壊現象が、多少の違いはあれ、すでに大学にまで現れているということだ。このような散漫な雰囲気は、ここ数年の間に人文・社会・自然など基礎学問が脆弱になったこととともに、大学に濃い危機の影を落としている。

大学とはいかなる場所なのか。21世紀の知識基盤社会を目前に一番頼りになる場所ではなかったのか。国家競争力の礎を育てる大学が、このように崩壊していくのをこれ以上放置していてはならない。今回の大学生の休学急増が、学問増進のためのエリート教育とともに、職業教育機関としての大学の役割に問題がないのか、再考する契機にしなければならない。