国際通貨基金(IMF)のデービッド・コーソウル事務所長は、韓国が97、98年と同様の経済危機に再び陥る可能性はかなり低く、また他の危機の可能性を誇張しないように注意する必要があると語った。
しかし韓国は、企業の構造調整を強い意志で推進しなければならないと述べ、銀行が業績悪化の企業に続けて融資をするなら、最悪の場合、金融危機につながることもあると警告した。コー所長は4日、IMF管理体制編入3周年を迎え、政府の果川(クァチョン)庁舎において記者会見を開き、このように語った。彼は韓国の危機再発の可能性を低く見る理由として、△ドル保有の拡大△短期外債減少△国際収支黒字をあげ、最近ウォンの価値が下がっているが、これは全般的なアジア通貨価値の下落と連動したものだと分析した。
また、韓国経済の短期的な見通しが最近6ヶ月間悪化したが、多くの部分は国際原油価格上昇、国際証券市場の沈滞、米国の景気下落可能性など、韓国が統制できない外部要因によるものだと付け加えた。彼は、韓国経済が来年の上半期までは低迷するが、下半期には上向くものと見ており、経済が短期的な沈滞に陥った場合、金利引き下げより、財政拡大を選択するのが望ましいと語った。






