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米のミサイル防衛体系樹立、北朝鮮が中断要求

米のミサイル防衛体系樹立、北朝鮮が中断要求

Posted November. 22, 2000 20:08,   

北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)は米国のミサイル防衛体系樹立の動きが国際社会において歓迎されていないとし、中断を要求した。

衛星中継された北朝鮮の朝鮮中央テレビジョン放送は21日、‘時事解説’番組を通して、「第55次国連定期総会にてロシア、中国、ベラルーシが提議した“弾道弾邀撃ミサイル(ABM)協定遵守および維持”決議案に米国・イスラエル・ミクロネシアの3ヵ国を除いた79ヵ国が賛成した」と述べ、このように主張した。

中央テレビは「アメリカはロシアと去る72年に締結したABM協定を修正してミサイル防衛体系、則ち国家ミサイル防衛(NMD)体系と全域ミサイル防衛(TMD)体系の樹立にハードルとなる法的障害物を取り除こうとしている」と主張し、「これは結局、軍事的に優位な立場で自国のライバルであるロシアと中国を制圧し、さらには世界に対する軍事的な支配権を確立しようしているものだ」と指摘した。

さらに米国のこのような動きは「世界の新しい核軍備競争、ミサイル競争を煽り、冷戦の危機をもたらす主要因になりつつある」と述べた。

このため今、ロシアと中国は米国のABM協定の修正とミサイル防衛体系の樹立の動きに強硬な姿勢をとっており、米国と同盟関係にある欧州国家らも米国のミサイル防衛体系樹立計画に反対している、と中央テレビは付け加えた。