ハナ-ハンミ(韓美)銀行は早ければ来週中に合併を発表する見通しだ。
ハンミ銀行の申東ヒョク(シン・トンヒョク)頭取は、15日に行われた外資誘致の記念式で、「増資に成功した今、合併を通して競争力を高めることに力を注ぐ」とし、「早ければ来週、遅くとも今月中にはハナ銀行との合併を発表する」と述べた。
ハンミ銀行の新しい筆頭株主となるカライル-JPモーガンコンソーシアムは、「不良与信がどれ位なのか確認してみなければならないが、ハナ銀行との合併がハンミ銀行の価値を上げることに肯定的な作用すると見られる」と話した。
申頭取はしかし、実際に合併が行われるまでには、少なくとも発表から5〜6ヶ月かかるとした。これは合併比率を選定、経営陣の再構成など実務的な作業が簡単ではないことを示唆している。彼は特に、合併の主導権と関連し、「今回の増資により、納入資本金がハナ銀行よりも多くなっただけに、ハナ銀行に対する非吸収合併の形はありえない」と述べた。
申頭取は住宅、国民銀行など第3の銀行との合併についても、「まずハナ銀行との件が終わった後、時間をかけて考えてみる」と答えた。
一方、ハンミ銀行に4,447億ウォンを投資して、持ち分40.1%を確保したカライル-JPモーガンコンソーシアムは、ハンミ銀行の13人の役員のうち、5人は新たに推薦するが、申頭取など既存の経営陣は衣更えすることにした。
鄭景駿(ジョン・キョンジュン)記者 news91@donga.com






