企業が毎年接待費として支出している費用は3兆ウォンに達する反面、今年に入り文化芸術に寄付金を出した金額は1千万ウォンに過ぎないことが明らかになった。国会の文化観光委の沈載権(シム・ジェグォン、民主党)議員は火曜日、文芸振興院に対する国政監査で「国税庁の資料によると、昨年企業が接待費に使用したお金は2兆6895億ウォンに達したが、文芸振興基金設立のための文化芸術寄付金の募金額は、5400万ウォンに過ぎず、目標額の2億ウォンの1/4レベルだ」と明らかにした。
沈議員はまた、「今年企業の接待費の支出は3兆ウォンに肉薄するものと推定される」とし、今年の文化芸術における寄付金の目標額は企業の厳しい状況を勘案し、5000万ウォンと低く予想していたが、現在韓美(ハンミ)銀行が出した1000万ウォンがすべてである」と明らかにした。97年と98年も、企業の接待費の支出規模は各々3兆4988億ウォン、3兆5254億ウォンであったが、文化芸術の寄付金は各々4億6400万ウォン、2億3600万ウォンに過ぎなかった。沈議員は「来年から文化芸術支援金に対する免税措置もなくなり、募金が一層難しくなりそうだ」と見ている。






