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不良企業の海外売却「つまずく」

Posted October. 02, 2000 12:00,   

国際通貨基金(IMF)管理体制以降、不良企業の海外売却交渉に相次いで支障を来している。

専門家らはこれについて、韓国の国際交渉力の致命的な弱点を露にした例であると指摘する一方、今後、韓国経済の負担になるのではないかと懸念している。

1日(日曜日)、金融圏によると、大宇自動車の海外売却の失敗に次いで、ハンボ鉄鋼も本契約を締結したネイバスコンソーシアムが、当初契約条件を履行するとしていた先月30日までに買収代金を納入しなかったという。

こうして外貨危機のおもな原因の一つであったハンボ鉄鋼の海外売却も大宇自動車に続き、霧散となる可能性が高い。

ハンボ鉄鋼の売却を担当している債権銀行買収企画団は、1日「ネイバスコンソーシアムが契約条件を履行することになっていた先月30日まで、売却代金である4億8000万ドル(およそ5200億ウォン)を振込んでいない」と発表した。

このため裁判所は、ハンボ鉄鋼売却を通じて負債を整理するとしていたハンボ鉄鋼の法定管理計画案を受け入れないという決定を資産管理公社側に伝えた。