「超優良銀行って何ですか」
「50年間もなかった超優良銀行が1ヶ月でつくられるものでしょうか」
韓国の陳稔(チン・ニョ厶)財政経済相と李根泳(イ・クンヨン)金融監督委員長は、「現在水面下での接触が活溌化しており、10月中には超優良銀行が出現するだろう」とし、超優良銀行に対する高い関心を示した。
しかし、「超優良銀行」とはどんなものだろうか。どうすれば「超優良銀行」になれるのかについてきちんと知っている人はいない。金融監督委員会の実務者でさえ、「そうですね」とはっきり答えられない。せいぜい、「資産が世界50位のレベルで、国際決済銀行(BIS)に準じる自己資本比率が10%以上であり、不良債権比率が3%以下になる銀行ではないか」とし、常識的な説明に止まっている。
これらを総合してみると、「超優良銀行=合併で図体が大きくなった銀行」という結論が出る。99年末の現在、世界50位の銀行における資産は2100億ドル(約232兆ウォン)。合併した後、資産がこの数値に近づく銀行とはどの銀行なのか、関心が集まる。国民銀行(90兆6907ウォン)と外換銀行(52兆1206ウォン)、韓美銀行(31兆ウォン)+ハナ銀行(50兆ウォン)と住宅銀行(63兆ウォン)、ハンビッ銀行(80兆ウォン)と一部の地方銀行との合併説が広がるのもこうした理由があるからだ。
問題は図体ばかりが大きくても「超優良銀行」にはならないということだ。韓一銀行と商業銀行が合併してできたハンビッ銀行の資産は、国民銀行に次ぎ2位であるが、ハンビッ銀行を「優良銀行」と思う人はいない。むしろ資産31兆ウォンの韓美銀行がさらに優良であると評価されている。ハンビッ、朝興、外換銀行に公的資金を投入すれば、BIS比率が10%を超え「優良銀行」となるが、不良債券比率は相変わらず10%を超えることとなる。
「超優良銀行」とは、その存在の当為性や希望だけですぐなれるものではない。例えば見た目が優れていて内容が悪い銀行と、見た目は悪いが内容が優れた銀行が合併しても「超優良銀行」になるとは限らない。
政府が「超優良銀行」の出現を予告しているにもかかわらず、外国人らが銀行株を大量に売却する理由は何か、慎重に考えるべきだ。






