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アーチェリーの尹美進 、17歳の反乱

Posted September. 19, 2000 19:22,   

12年ぶりに再演された17歳の反乱。88年ソウルオリンピックにて17歳でアーチェリーの女子個人戦と団体戦を総なめにし、シンデレラと呼ばれたキム・スニョン(金水寧・イェチョン郡庁・29)は今回、17歳の後輩ユン・ミジンにその座を譲らなければならなかった。失うものは何もない10代のユン・ミジンは準決勝と決勝での先輩達との対決において何のプレッシャーもなく矢を放ち、それが彼女を金メダルへと導いた。

一方、まだあどけない17歳の後輩が相手だけにベテランのキム・スニョンとキム・ナムスン(金南順)はプレッシャーを感じつつ、試合に挑まなければならなかった。勝ち進んできたキム・スニョンは準決勝でユン・ミジンに出会うと毒蛇というあだ名に似合わず揺らぎ始めた。最初のエンドで7点を取ったということが何よりの証拠。決勝12発中9発まで終わって80ー80の同点になった時もキム・スニョンの顔は強ばっていた。試合が終盤に近づくにつれ高度の集中力を発揮するキム・スニョンは最後の3発が8、8、9点に止まり、ユン・ミジンは10発目に7点を取りながらも残りの2発で10点満点を取るなど、大胆さを見せた。

そしてキム・ナムスンとの決勝戦。11発目までユン・ミジンは98点と1点多く、最後まで勝負の行方は分からない状態。エンドでキム・ナムスンは9点を獲得し、総点106点。一度大きく深呼吸をしたユン・ミジンは大胆にも弦を引っ張ると同時に放ち、その矢は9点に当たり、107ー106の1点差で待望の金メダルを首に掛けた。

これで韓国は84年ロサンゼルスから2000年シドニーまで個人戦5連続オリンピック制覇という輝かしい金字塔を積み上げた。5人の個人戦メダリストの内、ソ・ヒャンスン(ロス五輪)からキム・スニョン(ソウル五輪)、ユン・ミジンに至るまで、高校生が3人だという事実は決して偶然ではない。