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大宇(デウ)自動車売却問題で輸出に大きな打撃

大宇(デウ)自動車売却問題で輸出に大きな打撃

Posted September. 18, 2000 12:56,   

米フォード社の大宇自動車買収放棄宣言がもたらす、最も大きな直接的被害は、当事者である大宇自動車とその関連企業に集中している。大宇自動車は信頼度の下落とともに、国内および輸出販売にも悪影響を受けるなどの直撃を受けており、関連企業は資金難と連鎖倒産の危機にさらされている。これらの企業の株価下落は当然のことと言える。大宇自動車売却のつまづきが産業界にも連鎖的影響を与え、今年下半期の実物経済に最大の暗礁として位置することとなる。

大宇自動車の売却計画が再び長期間の遅れとなることにより、大宇自動車の国内販売および輸出に非常事態に陥る。大宇自動車の8月の販売規模は国内2万4011台、輸出3万2313台の計5万6324台で、現代(ヒュンダイ)自動車の12万8759台や起亜(ギア)自動車の8万4800台に大きく引き離された。大宇自動車国内工場の年間製造可能台数である126万6000を考慮した場合、振るわない成績表だ。

大宇自動車の関係者は、特に9月の国内販売量を2万2000台程に低めて見積もるとしたことを明らかにした。

大宇自動車は事実、競争相手企業の新車市場の全体的販売において、すでに劣勢を免れる事が難しい状況であり、また液化石油ガス(LPG)価格の引き上げで、売り上げの良かった‘レッツォ’の販売量までも振るわないなど、幾重にも困難が重なっている。

より大きな問題は輸出だ、毎月5万台余りに達していた輸出量もかなりの減少となった。業界関係者は「フォードが買収するとしたことで、大宇自動車の海外輸出が勢いを得ていた」とし「フォードが大宇自動車の経営難を問題にしており、今後長期にわたって大宇自動車の売却が不確実であることで、輸出量は減少せざるをえない」と話した。とりわけアメリカ市場における大宇自動車の販売は、今年に入ってから8月までで4万7000台で昨年の同期間と比べ160%以上の増加で、今後は事情が全く異なることが懸念されている。

業界の関係者は、「フォードの買収の見込みがそれでも希望的材料として作用し悪条件であるにもかかわらず大宇車が良い方向に動いていたのに、今となっては特別な処置がないかぎり不確実な未来だけが待ち構えているようだ」と述べた。