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韓国国民一人当たりの金融資産が1536万ウォン

韓国国民一人当たりの金融資産が1536万ウォン

Posted September. 15, 2000 12:52,   

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韓国国民は、不動産などの実物資産の投資に重点を置いているため、他国の国民に比べて金融資産に対する比重がかなり低いことが分かった。韓国銀行は14日、99年末現在、韓国国民が預金や株式、債券など所有している金融資産は、一人当たり平均1536万ウォンだと明らかにした。

韓国銀行によると、韓国の金融資産は、総2兆9017億ドル(約3233兆4160億ウォン)で、このうち個人の金融資産は6465億ドル(約720兆3970億ウォン)だったとする。これを一人当たり金融資産として換算すれば、約1万3784ドル(1536万ウォン)となる。全体の金融資産のうち個人が占める金融資産比重は、22.3%である。

その一方、日本は金融資産総額が42兆6010億ドルで、韓国の15倍に達する。一人当たり金融資産は、9万1602ドルとして27.2%だ。台湾も全体の金融資産が1兆8301億ドルで韓国より少ないが、個人の金融資産は7924億ドルとなり、韓国より多かった。さらに一人当たり金融資産は韓国の2倍に値する3万6018ドルだ。

全体の金融資産のうち個人が占める比重も43.3%に達した。



朴賢眞(パク・ヒョンジン)記者 witness@donga.com