
世界人の文化フェスティバル「キョンジュ(慶州)世界文化エキスポ2000」が1日、幕を開けた。
世界62ヶ国、約9千5百名の文化人・芸術家たちが参加した地球村文化祭りは、来る11月10日まで、古都キョンジュ(慶州)ポムン団地にあるエキスポ行事場とキョンジュ一円で展示・映像・公演部門に分かれ、華々しく行われる。
「ニューミレニアム」を主題とした今回のエキスポは午前11時から会場内のペクキョル公演場で、開幕式が行われ、71日間の長丁場に突入した。
開幕式は、中央政府・機関関団体、文化芸術界から、そして市民など約2千名が参加した中、イ知事の開幕宣言、外国共同公演団の祝賀公演などの順で行われた。
新羅の説話に出てくる「チョヨン」の「寛容精神」を現代的に解釈した総体的マダン劇(空き地でひらげられる公演)の開幕公演「ショバル・バルゲ・ダレ」が行われ、百名あまりの演技者は60分間踊りと歌で躍動的・幻想的雰囲気を醸し出した。
‘キョンジュエキスポ2000’は我々の民族文化にスポットを当て 、21世紀、文化の時代を目指すところに総点を合わせている。
重要行事としては、「仮想現実(バーチャルリアリティー)」を通してファンリョン寺9層木塔など千年前の新羅の姿を現実のように感じることができるよう再現した「ソラボルの息遣い」という映像や、古代東西交易路であったシルクロード周辺に埋没してしまったユーラシア国家の文化を一目で見られる「東方の光を追って」という展示などが挙げられる。






