
「鉛の入ったワタリガニ」と「鉛の入ったフグ」に続き、ボタリ商人(カバンなどの小単位でものを輸入する商人)が輸入している中国産「黒ごま」からも、人体に有害な化学物質が含まれていることがわかり、衝撃を与えている。各種の中国産の農水産物から相次いで有害物質が発見されたことによって、中国産農水産物に対する徹底的な安全性検査が早急なものとされている。韓国と中国間を往来している貿易商人らが携帯所持品の形で国内に搬入、流通させた黒ごまに、タール成分(15種類)の一種で、人体に有害な「オレンジ2号」が含まれていることがわかった。これにより、仁川(インチョン)税関は29日ボタリ商人の中国産黒ごまの搬入を全面禁止した。
仁川税関は、去年7〜12月の間、携帯品通関の総量超過でボタリ商人から取り預かっていた黒ごま9000キログラムあまりを国庫に帰属させ、公売処分するために食品医薬品安全庁に検査を依頼していた。その検査の結果、黒ごまに天然食品に含まれてはならないタール色素が検出され、廃棄処分することにし、ボタリ商人の搬入を禁じたのである。中国産黒ごまにタールが入っていた理由として、黒ごまにつやが出ると高く売れることから、水にタールを混ぜ黒ごまを洗ったためだということがわかった。特にタール成分の一つである「オレンジ2号」は突然変異を起こす物質として知られている。京仁(キョンイン)地方食品医薬品安全庁のある研究員は、「『オレンジ2号』は生殖能力の低下と遺伝子変形を引き起こす可能性のある成分で、多量摂取すると次の世代に突然変異を引き起こす可能性の高い有害物質」であると話した。






