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[寄稿]SOFAに環境条項新設するべし

Posted July. 17, 2000 14:38,   

在韓米軍が人体に致命的な有害物質であるポルムアルデヒド(一名ポルマリン)を漢江に無断で垂れ流し衝撃を与えている。

ポルマリンは、生物標本等を作る際、腐植防止済として使う物で毒性が大変強く韓国では有害化学物質管理法等として厳格に監理している物質である。在韓米軍も自主毒劇物規定でポルムアルデヒドは、廃棄物処理施設のある日本沖縄米軍基地に移送し処理するよう明示されている。

問題は、このような深刻な環境犯罪がこの国でも行われているにも関わらず、韓国政府はなす術がないという事実である。韓国とアメリカの間で締結された韓米地位協定(SOFA)のためである。現在、SOFA規定には、環境関連の条項が全くない。在韓米軍の環境汚染事件は、昨日今日の事ではない。群山(グンサン)の米空軍基地の場合、6つの汚廃水管を通じて毎日3000tの汚廃水を黄海と近くの河川に無断で垂れ流した事件と京畿(キョンギ)儀旺(ウワン)市ペクウン山渓谷にあるメディャ投褚nから流れ出た軽油で渓谷と付近の田畑が汚染された事件等は氷山の一角に過ぎない。今、韓国の在韓米軍基地内でどのような環境汚染行為が行われ、それが韓国の土地、川、空をどれほどまで汚染しているのか誰も分からない。

南北首脳会談で韓半島(朝鮮半島)に平和と和解の雰囲気が造成されている。韓米関係も一方的でない同伴者的関係に復元されるべきであり、韓米関係の中核であるSOFAの不平等な条項も改定されるべきである。特に、地球をあげて環境保護と保険安全及び検疫監理の重要性が大きくなっているだけに、環境と検疫関連条項を新設すべきである。

実際、在韓国米軍は、1992年、米国防部が発浮オた海外駐屯の自国軍が守るべき環境指針書(OEBDG)が適用されている。この指針書には、大気汚染、飲用水、排水、有害物質、自然資源、石綿 、鉛汚染監理など19の項目に対する具体的な環境指針が含まれている。

この指針書によると、米国防長官に指名された環境管理官が主要米軍駐屯地のある駐屯国で、指針に従って環境管理をすることになっている。しかし、在韓米軍当局は、このような指針をきちんと履行していない。

国際関係の法原理の観点から、在韓米軍は、環境保護義務において、属地主義や属人主義の原則に従うべきである。つまり、属地主義に従い、韓国の環境法に従うか、属人主義に基づきアメリカの環境法を従うか選択しなければならない。

軍の特殊性を勘案し、環境法を全的に従うのが難しい場合、米国防部が定めた環境指針書だけでも遵守し、これを透明に公開しなければならない。

在韓米軍側は、既に96年9月、韓米間の交渉を通じて環境条項を新設することに合意し、具体的な文案まで作成した。

アメリカが21世紀を迎え韓国とパートナーシップを維持するならSOFAの不公正な条項を改定し、韓国国民の生活と直結した環境及び検疫条項を新設させ、これを徹底的に履行すべきである。