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[社説]青瓦台の不自然な視角

Posted July. 14, 2000 10:18,   

最近、南北韓の間に生じている一連のぎこちない感情は韓国の政界で消耗的な政争を引起し、政局を困難にさせている。

本欄ではピョンヤン放送がイ・ヒェチャン(李会昌)野党ハンナラ党の総裁と朝鮮日報などを相手に露骨な非難をしたことについて、その不当性をすでに指摘したことがある。しかし、これと共に懸念されるのが私達の内部問題だ。青瓦台(チョンワデ・大統領官邸)側は北韓(北朝鮮)のイ総裁への非難に対し、1次的には北韓の態度が正しくないという立場を見せながらも、一方ではイ総裁をけなすことに、より関心を置いているような雰囲気をみせる。

特にイ総裁に対する青瓦台のある高官の発言は常識的には全く理解し難いものだ。

この関係者は来年の下半期になれば、南北交流が急速に進展し、冷戦的な思考はもはや

その居場所をなくしてしまうだろうと述べ、イ総裁は次期大統領の座を自分のものだと

思っているらしいが、今のままで行けば痛い目に遇うだろうと話したと伝えられる。

私達はイ総裁が国会の代負艶烽ナ北韓の核とミサイル問題などを取り上げ、相互主義を

主張したのは民主主義国家の野党総裁として当然、話せることだと考える。また、野党の総裁として、それなりの視角で政府の対北政策について批判的な意見を明らかにするのは至極自然なことである。野党として当然すべき問題提起と批判を全てつけこまれるとだけ見なす視角は間違っている。にもかかわらず青瓦台の関係者が次期大統領選挙の話まで取り上げてイ総裁に対する批判的な発言をした。一体その意図と背景が何なのか疑わしいくらいだ。

このことで昨日、国会の本会議では青瓦台が親北勢力かという、ある野党議員の極端な発言まで出た。また、この発言に対する与党側の抗議で停会をする始末であった。

6・15宣言に批判的な意見を示したとして反統一的だとみてはいけない。6・15宣言の内容は重要であり、今後これを効果的に履行することが私達の課題であるため、この問題に対する様々な意見を自由に話し合えなければならない。政府は批判的な声を含め、多様な意見に謙虚に耳を傾けるべきであり、これを基に透明に対北政策を執行していかなければならない。そうすることで国民の支持を得ることができ、また、そのような支持があってこそ、政策を効率的に進めていくことができる。

政府が北韓に対しても言うべきことははっきりと言うのが南北間の信頼穀zにも役立つと考えられる。