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ストが始まれば

Posted July. 10, 2000 21:59,   

一部の銀行がストライキに入る11日には銀行窓口での大きな混乱が予想される。スト参加銀行では顧客が銀行業務に長時間待たされる見込みだ。

ただ、スト参加銀行でも通常営業がどの程度可能かは銀行によって差が大きいと予想される。組合員がストに参加した銀行の場合、非組合員だけで銀行業務が進められるためだ。業務の専門性の度合いによって一部銀行業務が変則的に運営されるのは免れない。

業務別にどのような差があるかを前もってチェックしてみよう。

▽入出金、送金、貸出利子、貸出利子納付=朝興(チョフン)銀行のソウル汝矣島(ヨイド) 南支店の場合、総人員は29名。このうち組合員が23名、非組合員が6名。23人全員がストに参加し11日に出勤しなかった場合を考えて見る。

毎月11〜14日には一般入出金、税金納付だけで一日に300〜400件。5人の窓口職員が処理していた仕事を11日には契約職の3人でこなすことになる。普段は5分以内に解決されるが11日には最高20〜30分かかる予定だ。

ハンビッ銀行の場合、非組合員、契約職など4400名を確保、全国684支店の支店長1名、次長1名、契約職テレバンキング職員1〜5名、子会社職員1名、警備1名等5〜9名を配置する計画。現在出張所の職員が8名程度なことに照らし合わせてみると多いとはいえないが、入出金、送金 、貸出利子納付などの基本的な業務は成り立つと思われる。

しかし各支店別に成り立っている1日の決算締め切り(Closing)が間に合わずにスト二日目からは入出金、送金などの業務にも支障が出る見込み。

▽新規貸出及び貸出延長=大部分のスト銀行で貸出業務において相当な支障があるものと見られている。

外換(ウェファン)銀行の場合、総職員6400名中3700名の組合員がストに同参した時に、待機、本店職員203名を18地域に派遣発令する。従って実際に各支店で受けられる支援人員はかなり足りない。

外換銀行ソウル忠武路(チュンムロ)支店の総職員数は30名。このうち組合員の19名がストに参加するのに対し、待機、本店からは1名しか補充されない状況だ。

銀行関係ではこのような状況で、新規貸出と貸出延長を非労組員である次長が取り次ぎしたとしても、電算入力はかなり遅いか不可能だろうと見ている。

朝興銀行汝矣島南支店の関係者は、普段は貸出500万ウォンを申請すると当日か翌日には受け取ることができる、スト期間中には貸出金を受け取ることは難しいだろうと述べた。

国民(クンミン)銀行のある関係者も、各支店の貸出担当者が半分あるいは3分の1程度になるため、多少遅延することもありうると話している。

▽外国換業務=外国換業務は大きく分けて3つ。その中でも単純な両替と海外送金は、ストが強行されても問題なく処理が可能だ。しかし輸出入用信用状のオープン、決済、船積書類買入 などの専門性が高い業務は事実上不可能だというのが銀行側の説明だ。しかし一部の組合員が顧客の苦情を減らすために、業務処理中の非組合員による携帯電話での問い合わせには誠実に受け答えし業務錯誤を防ぐように協力するという。銀行別に輸出入業務が処理できる非組合員を各地域別に共同勤務させ、該当支店に行けば業務が可能な場合もある。スト銀行労組側も貿易業者などの顧客がストに備えて1週間分の外国換決済業務を今日(10日)までにすべて済ませ、11日以後の外国換業務は多くないだろうと見込んでいる。

▽カード及び振り込み業務=新聞代金、電話料などの公課金を支払う振り込み業務はすべて可能。銀行も顧客が預けた振り込み用紙と代金を金融決済院に預託する業務も可能だ。クレジットカード業務も、紛失申告など電話で別の銀行に確認しなければならない事項が多い業務は業務協力がうまくいかずに長時間待たされるようだ。カード加盟店が顧客の代金を受け取るために売出伝票を提出する場合も待機時間は長いが不可能ではない。