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軍将兵の1日給食費を現状8790ウォンから1万ウォンに引き上げへ

軍将兵の1日給食費を現状8790ウォンから1万ウォンに引き上げへ

Posted June. 04, 2021 08:12,   

Updated June. 04, 2021 08:12

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7月から将兵の1日の給食費が1万ウォンに引き上げられ、陸軍訓練所など教育訓練機関も「給食外注化」のテスト対象に含める案が積極的に検討される。韓国軍は3日、パク・ジュミン国防次官をチーム長とする「将兵生活環境改善専担チーム(TF)」の発足会議を開き、こうした内容の討議があったことを発表した。このため、7月から将兵1人当たりの1日の給食単価は現状の8790ウォン(1食当たり2930ウォン)より13.8%上がった1万ウォン(1食当たり3333ウォン)に引き上げられる。財政当局との調整を経て、約750億ウォンの予算を追加投入すると、軍は説明した。

当初、来年から将兵の1日の給食費を1万1000ウォンに引き上げる予定だったが、粗末な給食の暴露が続くと「緊急処方」に乗り出したのだ。軍は増額された給食費で将兵たちが好む豚肉や鶏肉などの肉類とチキンテンダー、味付け牛カルビチムなど加工食品を増やして提供する計画だ。

軍の関係者は、「長期的に将兵に一方的に食事を提供する代わりに、現金やクーポンを提供して兵士食堂で多様なメニューを選択したり、配達食品、軍マートも自由に利用する案も話し合われた」と話した。さらに陸軍訓練所の1個連隊と海・空軍基本軍事訓練団、陸軍師団新兵教育隊などを給食外注化テスト対象に含める案を検討する一方で、調理兵の劣悪な勤務環境改善のため、月2回(年24回)は給食の代わりに配達食品を提供するようにする計画だ。


尹相虎 ysh1005@donga.com