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北朝鮮が対話を一蹴した日、米B-52が日本上空に展開

北朝鮮が対話を一蹴した日、米B-52が日本上空に展開

Posted July. 06, 2020 08:21,   

Updated July. 06, 2020 08:21

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北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)第1外務次官が米朝対話の可能性を一蹴する談話を発表した4日、米空軍のB-52戦略爆撃機が韓半島に近い日本上空を飛行したことが分かった。

複数の軍用機追跡サイトによると、4日、ルイジアナ州バークスデール空軍基地を離陸したB-52爆撃機1機が約1万キロを飛行し、三沢基地上空に展開した。B-52は任務を遂行した後、グアムに移動した。

 

これに先立ち米空軍は先月、3機のB-52をバークスデール空軍基地から北東アジアに近いアラスカのエイールソン空軍基地に移動配備した。その後、グアムに配備されたB-1B爆撃機とともに韓半島周辺に出撃した。「金与正(キム・ヨジョン)発挑発」に出た北朝鮮への警告であると共に、中国、ロシアを牽制する武力示威という観測が流れている。軍関係者は、「グアムやアラスカだけでなく米本土の爆撃機戦力もいつでも域内に投入できるということを北朝鮮、中国、ロシアに同時に認識させた」と指摘した。

大陸間弾道ミサイル(ICBM)、原子力潜水艦と共に米国の「3大核戦力」であるB-52の展開を通じて、米軍が最近宣言した爆撃機戦力の「躍動的展開」態勢の構築に向けた運用戦略を点検したとみられる。


尹相虎 ysh1005@donga.com