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チョコレートも値上げの動き、アフリカの異常気象でココア生産が激減

チョコレートも値上げの動き、アフリカの異常気象でココア生産が激減

Posted March. 15, 2024 08:34,   

Updated March. 15, 2024 08:35

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チョコレートなどのココア加工品の価格が、大幅に上がるものと予想される。ココアの主産地である西アフリカ主要国の異常気象や伝染病などで、ココア加工品の原料であるカカオの実の収穫が激減したためだ。供給不足でカカオの実の価格が日々高騰すると、「グローバルチョコレート危機」という言葉まで出ている。

ロイター通信などは13日、世界カカオの60%ほどを生産するコートジボワールやガーナの主要ココア加工工場はカカオの実を購入する余力がなく、加工を中断したり縮小したりしたと報じた。ココア加工工場は、カカオの実をバターや液状、粉末などに変えてチョコレートなどを生産する世界中の食品メーカーに輸出する。

コートジボワールの主要ココア加工会社であるトランスカオは最近、カカオの実の価格高騰を受け、実の購入を中止した。まだ在庫分で生産をしているが、工場稼動はほとんど中断されている。コートジボワール内の他のメーカーやガーナの工場も、似たような状況だ。

カカオの実の最大生産地である西アフリカのコートジボワールでさえ、生産量がこの1年間で約30%激減し、価格が2倍以上上昇した。12日、米ニューヨーク商品取引所で取引されたココア価格の先物は、前取引日比4.7%高の1トン当たり7049ドルを記録し、史上最高値を更新した。

カカオの不作の原因としては、大雨や伝染病などが挙げられる。ブルームバーグによると、昨年、コートジボワールやガーナなどの西アフリカ地域の降水量は、30年間の平均値を2倍以上上回った。収穫期の夏は、豪雨でカカオの実を枯らすカビによる「黒い莢病」が広がった。冬は、エルニーニョ(赤道付近の水温が異常に上がる現象)がカカオの木を枯らした。

国際ココア機関(ICCO)によると、2023~2024年の世界中のココア生産量は、1年前より10.9%減少した445万トンだ。需要分に比べて37万4000トンが足りない。一部からは今年、世界中のカカオの在庫は45年ぶりの最低水準に落ちると見ている。

一部の専門家は、このような供給減少は2025年まで続くと見ている。カカオの実に関する様々な病気が最近も繰り返されており、供給不足は簡単に解消されないだろうという意味だ。


キム・ボラ記者 purple@donga.com