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ナワリヌイ氏「私を殺しても何も変わらない」、仏紙と放送が生前インタビュー公開

ナワリヌイ氏「私を殺しても何も変わらない」、仏紙と放送が生前インタビュー公開

Posted March. 08, 2024 08:48,   

Updated March. 08, 2024 08:48

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「私を殺しても何も変わらない」

ロシアのプーチン大統領の唯一の政敵で、先月不審死した反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏(写真)の生前インタビューが6日(現地時間)、公開された。2020年12月、ドイツ・ベルリンでジャック・メール欧州評議会議員(当時)と交わした会話だ。ナワリヌイ氏は同年8月、旧ソ連時代に開発された神経剤ノビチョクによる毒殺未遂の被害に遭い、ドイツで治療を受けていた。ナワリヌイ氏は「私の役目を引き継ぐ人たちがいる」と強調した。

フランスの日刊紙リベラシオンとLCI放送が公開したこのインタビューで、ナワリヌイ氏はプーチン氏の長期政権について、「たった一人が全権を握る国に住みたくない人が何百万人もいる」とし、「私の活動は彼らを代表している」と述べた。

ナワリヌイ氏は自分の不在を心配する視線にも答え、「私は毎年刑務所で多くの時間を過ごし、私のチームメンバーは私なしで働くことに慣れている」とし、「チームを率いてくれる人がいる」と話した。インタビューの1ヵ月後、ロシアに戻ったナワリヌイ氏は帰国と同時に逮捕された。その後、3年以上収監されていたが、先月16日に獄中で死亡した。

ナワリヌイ氏の妻ユリアさんは6日、ユーチューブに公開した映像で、「(17日の)選挙を通じて私たちの存在を示す必要がある」と「反プーチン行動」への参加を呼びかけた。 また、「投票用紙に大きな文字で『ナワリヌイ』と書いてもいい」と提案した。


イ・ギウク記者 71wook@donga.com