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李在明氏と曺国氏が「反尹錫悦」で選挙連帯を公式化、与党「防弾幕設置に夢中」と批判

李在明氏と曺国氏が「反尹錫悦」で選挙連帯を公式化、与党「防弾幕設置に夢中」と批判

Posted March. 06, 2024 08:45,   

Updated March. 06, 2024 08:45

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最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表と新党「祖国革新党」の曺国(チョ・グク)代表が5日、「反尹(反尹錫悦)戦線」を掲げ、総選挙連帯を事実上公式化した。李氏は、「尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の暴政を共に終わらせよう」とし、曺氏は「尹政権と検察独裁の早期終焉のために戦う」と述べた。これに対し、与党「国民の力」は、「李氏が、自分の身の安全を守るための防弾幕を立てることに没頭している」と批判した。

李氏は同日、国会で曺氏と会い、「今回の総選挙で、尹政権に反対し、審判しようとするすべての政治勢力が力を合わせなければならない。その中には祖国革新党も共にいる」と述べた。そして、「皆が団結して一つの戦線に集まり、尹政権の暴政を終わらせるという国民的課題に共にすることを期待する」とも述べた。李氏は、曺氏との非公開会合でも、「共に勝利しよう」と述べたと、祖国革新党の申荘植(シン・ジャンシク)報道官が伝えた。

これに対して曺氏は、「民主党と祖国革新党は現在、大韓民国の苦境を共に乗り越えていく同志だと考える」と述べた。そして、「民主党は尹政権に失望した中道派と合理的保守派まで包摂して、選挙区で1対1の構図を形成して勝利してほしい」とし、「このように協力してこそ、総選挙で『尹錫悦の川』、『検察独裁の川』を渡ることができる」と述べた。祖国革新党が「共に民主党」の比例代表用の衛星政党である「共に民主連合」に合流しなくても、「政権審判論」を強調し、協力関係を維持するということだ。

曺氏はまた、「『検察独裁の早期終焉』、『(大統領夫人の)金建希(キム・ゴンヒ)氏を法廷に』などのキャンペーンを展開し、民主進歩の有権者をすべて投票所に向かわせる」と述べた。

これに対し、「国民の力」の朴正河(パク・ジョンハ)首席報道官は、「子どもの入試不正と大統領府の監察もみ消しなどの疑いで2審で懲役2年の実刑を宣告された曺氏の経歴は、李氏と共通している」とし、「国会が犯罪者の逃げ場と考えているのか」と批判した。


ユン・ミョンジン記者 ユ・チェヨン記者 mjlight@donga.com