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チャールズ国王、メッセージや手紙に「涙が出た」

チャールズ国王、メッセージや手紙に「涙が出た」

Posted February. 23, 2024 08:33,   

Updated February. 23, 2024 08:33

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「素晴らしいメッセージや手紙をたくさんもらい、涙が出た」

英国のチャールズ国王が5日、がん公表以降、初めて公の場に姿を見せた。英国王室は21日(現地時間)、チャールズ国王とスナク首相がロンドンのバッキンガム宮殿で面会する「水曜謁見」を写真と映像で公開した。

水曜謁見は、毎週水曜日に国王と首相がバッキンガム宮殿で会い、国内外の情勢などを話し合う英国王室の伝統行事だ。チャールズ国王はがん公表以降、7日と14日の謁見を電話に代えた。通常、謁見は非公開だが、王室は国民の関心を考慮し、3週間ぶりに面会した様子を公開した。

公開された映像では、スナク氏が「全世界が陛下を支持している」と言うと、チャールズ国王が「(感動して)涙が出た」と答える場面が映し出された。チャールズ国王はまた、「素晴らしいがん慈善団体が注目されたと聞いた。多くの人々が長い間後援してきたところだ」と述べた。英紙テレグラフは、「国王の声が少しかれていたが、健康そうに見えた」と報じた。

チャールズ国王は同日、上・下院の政治家たちで構成された国王諮問機構の枢密院との会議にも出席した。王室は、「国王は治療中の公開日程はなるべく避けてきたが、政府文書の処理などを含む憲法に定められた任務は遂行してきた」と明らかにした。

英国中央銀行であるイングランド銀行(BOE)は同日、「チャールズ国王の肖像が描かれた新たな紙幣が6月5日から発行される」と明らかにした。新紙幣は4種類(5、10、20、50ポンド)で。エリザベス女王からチャールズ国王に代わる以外は既存の絵柄がそのまま維持される。


キム・ボラ記者 purple@donga.com