韓国の総人口が急減し、５０年後には３６００万人台まで落ち込むと推定された。また、少子化の中で急激な高齢化が進み、５０年後には６５歳以上の高齢人口が全体の半分に達すると予測された。
１４日、統計庁が発表した「２０２２～７２年将来人口推計」によると、昨年５１６７万人と推計された韓国の総人口は５０年に４７１１万人に減り、７２年には３６２２万人まで減少すると予測された。今回の調査の総人口は、韓国で３ヵ月以上居住する内国人と外国人を含む。
１人の女性が一生の間に生むとしたときの平均出生数である合計特殊出生率は、昨年０.７８人から２５年に０.６５人まで落ち込んだ後、少しずつ上昇し、７２年には１.０８人にとどまると予測された。これにより、韓国の人口構造が急速に高齢化し、６５歳以上の高齢人口の割合が昨年１７.４％から２０年２５.３％、５０年４０.１％、７２年には４７.７％に達すると推定された。今回の分析は、出生と死亡、人口の国際移動を高い水準と低い水準、中間水準で想定するシナリオを活用して行われたが、これらの予測は中間水準を基準とした結果だ。悲観的なシナリオである低い水準の推計では、７２年の総人口が３０１７万人にまで減少すると分析された。
金道炯 dodo@donga.com
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