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SKアースオン、中国で生産された原油40万バレルを初船積み

SKアースオン、中国で生産された原油40万バレルを初船積み

Posted November. 23, 2023 08:55,   

Updated November. 23, 2023 08:55

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SKイノベーションの資源開発子会社であるSKアースオンが、中国海上の鉱区で生産された原油をタンカーに積載して出荷することに成功した。

SKアースオンは22日、南シナ海の北東部海上に位置する17/03鉱区内のLF12-3油田で、9月から生産を開始した原油をタンカーに積載・出荷したと明らかにした。同日船積みした原油の量は約40万バレルで、韓国国内の1日の石油消費量の約15%だ。水上・水中ホースを通じて、浮遊式原油生産貯蔵設備からタンカーに船積みされた。

中国深セン市から約300キロ離れた17/03鉱区は、SKアースオンが初めて原油生産に成功したところだ。SKアースオンは2015年、中国海洋石油集団有限公司(CNOOC)と鉱権契約を交わした後、2018年に探査艇のボーリングで原油を発見した。その後、油田評価や生産プラットフォームの建設などを経て、9月から原油生産を開始した。17/03鉱区の一日の生産量は、原油生産のピークを基準に約2万9500バレルだ。

SKイノベーションの金俊(キム・ジュン)副会長とSKアースオンのミョン・ソン社長は、原油生産および船積みの現場を直接訪れた。また、原油生産プラットフォームと浮遊式原油生産貯蔵設備などを見て回りながら、事業懸案を点検した。金副会長は、「今年は、SKイノベーションが資源開発を始めて40年になる年だ」とし、「グローバルオペレーターに跳躍するというSKの崔鍾賢(チェ・ジョンヒョン)先代会長の夢が、崔泰源(チェ・テウォン)SK会長の代に至って実を結び嬉しい」と話した。

崔鍾賢(チェ・ジョンヒョン)SK先代会長は、1970年代に2度の石油ショックを経験後、1983年にインドネシア・カリムン鉱区への持分参加を皮切りに、石油開発事業を本格化した。崔先代会長は当時、石油開発事業チームを呼んで、「今後10年間、毎年1000万ドルずつを支援する」と強力な支援を約束した。SKアースオンは40年間、34ヵ国で100余りの資源開発事業を進めてきた。


ホン・ソクホ記者 will@donga.com