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韓印首脳、「電気自動車と水素での協力拡大」で合意

韓印首脳、「電気自動車と水素での協力拡大」で合意

Posted September. 11, 2023 08:37,   

Updated September. 11, 2023 08:37

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尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領とインドのモディ首相が10日(現地時間)、首脳会談を行い、電気自動車や水素などのエネルギー、宇宙開発協力を拡大することで合意した。世界3位の炭素排出国であるインドが「電気自動車への転換とグローバルなグリーン水素生産国」を目標に設定した中、技術力を持つ韓国がインドを「機会の地」とし協力を強化することになった。

主要20ヵ国・地域首脳会議(G20サミット)に出席するためにインドを訪問した尹大統領は同日、ニューデリーのインターナショナル・エキシビション・コンベンション・センター(IECC)で、モディ氏と首脳会談を行い、情報技術(IT)、ソフトウェア、通信などのデジタル産業と電気自動車、水素などのグリーン産業分野に協力を多角化することで合意した。インドは2030年までに45%の炭素排出削減を目標に、輸送部門は「電気自動車への転換」、エネルギー部門は「グローバルなグリーン水素生産・輸出国」を目指している。巨大な内需市場と豊富な労働力を保有するインドと韓国の電気自動車、水素技術協力が加速すると予想される。大統領室の崔相穆(チェ・サンモク)経済首席秘書官は、「現代(ヒョンで)自動車グループがインドの電気自動車生態系構築に3兆2千億ウォンの投資計画を発表した」とし、「水素経済最先導国である韓国とインドの協力も非常に有望な分野」と話した。また、両首脳は、両国間の防衛産業協力の象徴であるK9自走砲(インド名バジラ)の第2次事業が円滑に進むよう引き続き協力することを決めた。

両首脳はまた、北朝鮮の前例のない挑発が、韓半島だけでなく国際社会全体の平和と安定に深刻な脅威と見て、国際社会の団結した断固たる対応が必要だという点で意見が一致したと、大統領室は明らかにした。尹大統領はG20サミットで、ロシアの侵攻を受けたウクライナの復興のための「ウクライナ平和連帯イニシアチブ」構想を実行するために、「来年に3億ドル、中長期的に20億ドル以上を支援する」と明らかにした。


全主榮 aimhigh@donga.com