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李在明氏、「不逮捕特権を放棄…令状請求の際は出席」

李在明氏、「不逮捕特権を放棄…令状請求の際は出席」

Posted June. 20, 2023 08:17,   

Updated June. 20, 2023 08:22

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最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表(写真)が19日、国会交渉団体代表演説で、「不逮捕特権を放棄する」と述べた。自身を含む同党所属議員に対する逮捕同意案が相次いで否決され、「防弾政党」という批判が強まることを受け、遅ればせながら「不逮捕特権放棄」を宣言したものとみられる。

李氏は同日午前、国会で開かれた交渉団体代表演説で、「(検察が)李在明を再びフォトラインに立たせ、逮捕同意案を送って『共に民主党』の対立と亀裂を狙っているが、そのきっかけを与えない」とし、「拘束令状を請求すれば、自ら出席して令状実質審査を受け、検察の無道徳を明らかにする」と述べた。この発言は、同党が事前に配布した演説文にはなかった内容だ。党関係者は、「演説直前に不逮捕特権の放棄を発表することを決めた」とし、「2月に李氏に対する最初の逮捕同意案が国会に提出された時と今の状況は異なると判断して宣言した」と説明した。裁判の過程で、城南(ソンナム)都市開発公社のユ・ドンギュ元企画本部長が供述を覆すなど、李氏の容疑に関する証拠が無力化したという分析と、これにより裁判所が拘束令状を発布する可能性が低いという計算が反映されたということだ。

これに対し、与党「国民の力」の金起炫(キム・ギヒョン)代表は、「嘆かわしい。言葉ではなく、実践すればいい。どのように不逮捕特権を放棄するか具体的に明らかにしてほしい」と求めた。正義党の李貞味(イ・ジョンミ)代表も「嘆かわしい」と述べた。

李氏は同日の演説で、福島汚染水関連のキーワードを25回言及し、猛攻撃を続けた。そして、代案として「海洋放出に反対する国際社会と共に保管費用を支援しよう」と提案した。李氏は、自ら「とんでもない話」としながらも、「それが天文学的な海洋放出の被害を避ける現実的な方法だ」と話した。邢海明駐韓中国大使の「内政干渉」発言の論争にも、李氏は「福島汚染水の海洋放出の対応においても(中国と)共にするべきことが多い」と強調した。


パク・フンサン記者 イ・ユンテ記者 tigermask@donga.com · oldsport@donga.com