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チャールズ英国王を虜にしたK庭園の美

Posted May. 24, 2023 08:39,   

Updated May. 24, 2023 08:39

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「ハグしてもいいですか?」

22日(現地時間)、英ロンドンの「チェルシーフラワーショー」で、作家のファン・ジヘさん(47)が自分が製作した庭園を一緒に見学したチャールズ3世英国王に尋ねた。チャールズ3世は明るく笑いながら、温かい抱擁で応えた。チャールズ3世の背中で重なったファンさんの両手は、大変な作業で節々に包帯が巻かれていた。チャールズ3世は、フラワーショー開幕日の同日、コンペティション部門の作品の中でファンさんの庭園を真っ先に見学した。庭園に設置された薬草屋の乾燥場に座っては、ファンさんと話をしたりもした。ファンさんは23日、コンペティション部門で1位を受賞した。

庭園デザイナーで環境芸術家のファンさんは、闘病生活を終えた2015年に作業を本格的に再開し、今回のフラワーショーに智異山(チリ産)の薬草をモチーフにした庭園「100万年前から来た手紙(A Letter from a Million Years Past)」を出品した。横10メートル、縦20メートルの地にきんぼうげやシモツケソウ、ニリンソウ、五味子、ヒレハリレイジンソウなど韓国薬草を3週間植え、智異山東南部の薬草群落を再現した。小川の流れる山の斜面を表現しようと、地形に高低をつけて石200トン以上を使った。薬草屋の乾燥場を模した高さ5メートルの木造建物も設置した。

ファンさんの作品は、持続可能性や環境との共存を強調した今回のフラワーショーのメッセージと合致したと評価されている。フラワーショーを主催した英国王立園芸協会(RHS)は、ファンさんの作品は、「在来薬草1000種以上が育つ智異山のバランスの取れた生態系と、在来植物の絶滅を防いだ韓国の生態復元プロジェクトを紹介する」と説明した。英紙ザ・タイムズは、フラワーショー・コンペティション部門のレビューで、ファンさんの庭園について、「庭園というより風景のように見える。岩や小川、そして韓国在来植物が目立つ」と論評した。

大学で洋画を専攻したファンさんは、2011年と2012年に連続でチェルシーフラワーショーで受賞し、その名を知らしめた後、世界的な庭園デザイナーとして活動している。2012年、フランス東部のロンルソニエに、全羅南道順天(チョルラナムド・スンチョン)湾をテーマにした庭園「干潟:順天湾、母の手縫い」を永久保存した。今回のフラワーショー出品作の製作費は、ホバン文化財団が後援した。


イ・ジユン記者 asap@donga.com