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新型コロナウイルス感染症以後、帰宅時計68分早くなった

新型コロナウイルス感染症以後、帰宅時計68分早くなった

Posted March. 14, 2023 08:13,   

Updated March. 14, 2023 08:13

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会社員の李さんは最近、同僚たちとソウル瑞草区(ソチョグ)にある焼肉店を訪れたが、午後10時も過ぎないうちに追い出されるようにして店を後にした。店から何度も「店じまいです」と言われては、夜9時半からは注文を受けなかった。李さんは、「以前、瑞草洞の焼肉店なら夜12時までの営業が基本だったが、締め切り時間が早くなった」と話した。

毎晩不夜城の如き観を呈した「夜間共和国」の風景が変わっている。新型コロナウイルス感染症が終息したにもかかわらず、帰宅時間が繰り上げられ、夜の客足が減ったうえ、ガス料金、電気料金、人件費、材料費などが急増し、営業時間を短縮する店が増えているためだ。

13日、東亜(トンア)日報とSM C&Cのアンケートプラットフォーム「ティリアンプロ」が20~60代の全国男女1552人を対象にアンケート調査を行ったところ、帰宅時間が新型コロナ禍以前より一日平均67.6分繰り上げられたことが分かった。営業時間の規制がすべて解除されたにもかかわらず、1時間以上早く帰宅しているのだ。回答者の3人に1人(36.7%)は「夕食の予定は午後9時以前に終わる」と答えた。

早まった帰宅時計は夕食会で梯子する回数にも現れた。新型コロナウイルス感染症以後、夕食のアポを1軒目で終えるという回答が70.9%で、2軒目(24.7%)や3軒目以上(4.4%)より顕著に多かった。


キム・ソミン記者 オ・スンジュン記者 somin@donga.com · ohmygod@donga.com