ユルゲン・クリンスマン氏（５９）は９日、京畿道坡州市（キョンギド・パジュシ）にあるサッカー国家代表トレーニングセンター（ＮＦＣ）で行われた監督就任記者会見で、「クリンスマン師団」を公開した。注目を集めたＦＣソウルユース強化室長のチャ・ドゥリ氏（４３）は、テクニカルアドバイザーとしてクリンスマン師団をサポートする。
クリンスマン氏は、アンドレアス・ヘルツォーク首席コーチ（５５）、パオロ・ストリンガラコーチ（６１）、アンドレアス・ケプケＧＫコーチ（６１）、ヴェルナー・ロイトハルトフィジカルコーチ（６１）、パウロ・ベント監督（５４）のコーチ陣として活躍したマイケル・キム氏（５０）でコーチ陣を組んだ。クリンスマン氏は、「イングランド・プレミアリーグ（ＥＰＬ）やドイツ・ブンデスリーガなど、多くの場所で豊富な経歴を積んだスペシャリストたちだ。彼らに助けられながら仕事をしたい」と話した。
ヘルツォーク首席コーチはクリンスマン氏が米国代表監督在任（２０１１～２０１６年）の時、首席コーチを務めた。ストリンガラ氏もクリンスマン氏の米代表監督時代を共にした。ケプケ氏は２００４年から２０２１年までドイツ代表ＧＫコーチを務めた。ロイトハルト氏はバイエルン・ミュンヘン、シャルケ（以上ドイツ）、フラム（イングランド）などでフィジカルコーチとして活躍した。クリンスマン氏は、「私は韓国にいるが、コーチたちは各国でナポリやマジョルカのような試合を直接観戦するなど、欧州組のチェック業務を行う予定だ」と話した。
チャ・ドゥリ氏について、クリンスマン監督は「重要な人物だ」とコメントした。クリンスマン氏は「韓国に関する部分をチャ・アドバイザーを通じて多く得る計画だ。チャ・ドゥリと一緒にＫリーグの試合を見て、選手や監督に会う予定だ」と話した。
ＦＷ出身のクリンスマン氏は、「１－０で勝つより４－３で勝利することを好む」とし、アグレッシブな攻撃サッカーを約束した。アジアサッカー連盟（AＦＣ）アジアカップ優勝が目標だと明らかにしたクリンスマン氏は、「韓国は２００２年韓日Ｗ杯でベスト４入りした。韓国のＷ杯ベスト４以上を長期的な目標にしたい」と語った。
金培中 wanted@donga.com
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